堪忍袋の緒を締めろ!

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2012-02-17 寒い

_ [マンガ・アニメ] 最近観た映画の話

映画の鑑賞方法を変えた。

これまでは会社員だったので日常に「通勤」という時間が存在していた。通勤、それ自体は単に移動するためだけに存在する非常に退屈な時間である。その時間を有効に活用するためにiPod touchで映画を観ていた。おかげで結構な数の映画を消化できた一方、一つ一つの映画に対しては非常に態度の悪い鑑賞方法であると自覚もしていた。画面は狭い、集中しづらい、途中で鑑賞を中断しなければならないからストーリーにのめり込めない。

会社員を辞めたため、通勤時間が無くなった。その上、収入も無くなった。そこで毎月定額でDVDが送られてくる宅配DVDレンタルは解約し、なるべく的を絞って映画館で映画を観ることにしよう、と決めた。

決めたはいいが、実は全然映画を観ていない。いくら暇だからといってもほいほいと映画に行くのは気が引けるものなのだ。会社員だったら、折角の休みだから映画観に行くぜ!と盛り上がれるところが、毎日が日曜日だと背徳感が先に立っちゃう。この思考は自分にとっては興味深い発見だった。

というわけで、最近観たのは「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」と「J・エドガー」。どっちも面白かった。

「M:I/GP」はコメディ色が強かった。相変わらずのド派手なアクションシーンとそれほど深くも無いストーリーの組み合わせで、「魅せる」映画としては正しいと思う。ショーレースなどには全く上らない作品だと思うが、みんなでワイワイみたい映画。ちょっと脱線するが、映画館という箱に一工夫して、襟を正さないで観る、という鑑賞方法を編み出せないものか。海外では客が声を上げたりすることはよくあるようだが。

「J・エドガー」はある意味でのラブストーリーだった。野村が観たときは客入りはかなり悪く、しかも隣(といってもかなり遠く)の席のおっさんは途中で寝ちゃう始末。でもね、これはいい映画だったよ。「ソーシャル・ネットワーク」同様、明らかに人に好かれるタイプじゃ無い主人公の半生を虚実をぼやかしながら描いていく軸と、そこにプラスしてプライベートの主人公はそれほど充実していたわけではないのだ(という仮説?)と描く軸が絡み合っていて、やっぱりクリント・イーストウッド監督は巧いなぁと思わせてくれる。んー、でもこれもショーレース的には厳しいかな。期待どおりだったんだけど、期待以上ではなかった。


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