Google Cloud Platform (GCP) の無料枠でe2-microというスペックのVMインスタンス(簡単にいうとレンタルサーバー)を一つもらえる。これでPleromaという実装(ActivityPubに対応したソフトウェア)を使ってインスタンスを立ち上げた(https://social.a3size.com/@king_nomura)。これからはこちらを「自分が発言するときの」メインのSNSに出来ないかな、と考えている。PleromaはMastodonよりも軽量らしく、またビューワーとしてこのインスタンスを利用しているのは自分ひとりしかいないので、それほどの負荷にはならなそうだ。また、将来もしも別の実装に取り替えたくなっても、まあデータのインポートエクスポートでなんとかなるんじゃないかなぁ、と楽観的に考えている。
一方、SBH82Dをイヤホンとして使っている時、Bluetoothオーディオ機器の標準的な接続プロトコルであるA2DP(Advanced Audio Distribution Profile)でMacと接続している。それが、マイクを有効化するとA2DPからHFPに切り替わる。このことから、SBH82DはA2DPからHFPプロトコルを上手に切り替えれずに接続が切れる、またはそもそもHFPが苦手なのではないかと想像した。
Bluetoothの仕様は https://www.bluetooth.com/specifications/profiles-overview/ にある。英語を読み解く元気がないので斜め読みだが、このHFPにおける音声コーデック、SCOコーデック(内部的にはmodified version of the SBC codec)はモノラル/サンプルレート16kHzだと書いてある。モノラル!しかも16kHz!確かに携帯電話ハンズフリー級の音質で、そりゃいくらなんでも音が悪い。どれだけ便利だろうともHFPは使いたくない、無線ヘッドセットは諦めざるを得ない。