11月の新刊

4日、大場つぐみ&小畑健「DEATH NOTE(4)」。面白いらしいと評判だったので読んでみたら確かに面白かった。ただ本誌ではなかだるみ(ジャンプ名物引き伸ばし作戦か?)が始まっているらしいので、まぁ期待せずに読み続けることにしよう。

5日、上條淳士「Sex(1)」が新刊情報の中に並んでいるのはどういうことだろう<%= fn ‘どうやら、復刊.comでの復刊らしい。恐るべし復刊.com。’ %>。同日、白泉社から樹なつみ「OZ 完全収録版(1)」というのも気になる。今までのは完全収録じゃなかったのだろうか。持っていないから、この際だから買い集めようかな。

22日、木尾士目「げんしけん(5)」。アニメも始まったようだが、オタクを自嘲する作品だと思ったのに、オタク向け(というかオタクにしかヒットしない)企画ものになってしまっているというのは、この作品の存在自体のパラドックスを笑って欲しいという捨て身のギャグなのだろうか。原作の正しい読み方は「青春学園もの」と思っていたのだが、どうも世間ではそうではなかったらしい。アフタヌーンからもうひとつ、芦奈野ひとし「ヨコハマ買い出し紀行(12)」。迷わず買って、読んで、また幸せな気分になるのさ。

27日、あずまきよひこ「よつばと(3)」。内容は所謂ロリコン向けのマンガとは違うはずなのだが、出版社(エンターブレイン)や購買層(あずまんが大王時代からのファン層)を考えると、まぁ間違われるだろうなぁ。ヒットすることで損をしているマンガ。

そして、11月下旬に小野敏洋「バーコードファイター(上)(下)」(復刊.comで復刊された、ヒロインがと思われていたキャラが実は男の子だったなどの過激な展開で読者を驚かせた児童向けマンガ。作者は成年向けマンガ家でもある)が発刊される。個人的に非常に興味がそそられているが、普通の人は絶対に買いそうにない代物で、つまり購入=ダメ人間を意味するわけで、躊躇してしまう。高いし。

というわけで11月の新刊をメモっておいたのだが、普通の人なら買いそうな井上雄彦「リアル(4)」、しげの秀一「頭文字D(30)」は集めていないのでスルー。