ヨーロッパGRはある意味ライコネン祭り

しょっぱなからウェーバーがかましたりとか、シューマッハが皇帝の見る影もないようなコースアウトをかましたりとか、まぁそれなりに荒れつつも、でもマクラーレン・ライコネンが気持ちよさそうに先頭を走っていた、ヨーロッパGP。

ところが終盤、2位のルノー・アロンソを10秒引き離しておきながらも、右フロントタイヤがジリ貧となりスピードダウン。そしてラスト1周となったところで、サスペンションがボッキリ折れてリタイア(完走扱い)。うわぁ、と思わず声を上げてしまった。アロンソがそのまま優勝したがこちらもタイヤはやはりジリ貧だった筈。やはり追う方と追われる方という差が出たのだろうか。

それにしても、たなぼた的にフェラーリ・バリチェロが3位、皇帝が5位なんだが、まだ反撃ののろしとまではいかないようだ。大丈夫かよ、フェラーリ。

BARホンダは5週振りのエンジンということもあって、無理をしない作戦だったようだ。ノーポイントでレースを終えたが、この結果は甘んじて受けなければなるまい。カナダではぜひポイントを取ってもらいたい。