嫌悪感を抱くアニメ

GONZO制作ということで3話ほど我慢してみていた「ソルティレイ」だが、うーん、どうにも寒々しい。

アニメ的ステレオタイプなキャラクターがたくさん出てくる。「現実にはいないよな」と思えるような誇張が、パロディやコメディの域を超えて表現されてしまっているのだ。

ハードボイルドキャラが無垢な女の子キャラに翻弄されるというオーソドックスなプロットには嫌悪感は抱かない。キャラがひたすら気持ち悪い。なぜ女の子キャラはみんな鼻につくしゃべりをせねばならん、なぜキザ男は「ふっ」という擬音を発音できる、なぜオタキャラのまくし立てるような台詞のはずが抽象的で主観的なのか(オタは通常ディテールから話し始める)、そしてハードボイルドキャラはなぜ身に降りかかる不幸を払い避けようとしない。

こんな質の悪いアニメで満足するような奴は、どうせアニメにかける金額もたかが知れている、ここにドジョウはいない、といつも思うのだが、なぜこんなアニメが量産されているのか。謎だ。

つーか、GONZOどうしたよ。