本のある生活

北千住駅でリアル・読子さんをみた!

それはともかく。

会社の同僚と行ったヨドバシAKIBAの有隣堂へで本を一冊買ったときのことだった。店員がおもむろに本のカバーを外して、書店名の入った紙のカバーでその本のカバーを綺麗にくるみ始めたのだ。

感動した。特別高い本でもないし、特別何かをお願いしたわけでもないのに、このユーザーエクスペリエンスは一体なんなんだ!アニメイトでマンガを買うと透明カバーがもらえるが、それ以上に感動した。

以来、通勤途中で読みたい本など、自分で「有隣堂方式」にカバーをつけるようになった。今まで書店の紙カバーは買ってくるとすぐに取って、メモ帳にしたり捨ててしまっていたが、今度から綺麗な状態のものは取っておくことにしようと思う。

まだカバーの大きさにあわせて折り目をつけるあたりがまごついてしまい、有隣堂の店員のように鮮やかにはつけられないが、いつかは綺麗な「有隣堂方式」ができるようになりたいものだ。

Winnyを悪者に

ネコも杓子もWinnyで情報漏洩っていってるけど、今アツいのは「山田オルタナティブ」だ、と飲み友達が云っていたよ。

名前があると対象の実体が生まれる。悪いのはWinny。見事な誘導ですな。その証拠に、政治家までその名を口にする始末。

何でもできる便利な「PC」なるものに頼っちゃいけない。それは80年代から続くPCオタク文化の延長に過ぎない。やがてKISSの原則に則り、単機能なものへと揺り返していくだろう(この場合の「単機能」は「やりたいことひとつ」を提供するという意味の「単機能」であり、単純な機能という意味ではない)。そして「単機能なもの」にはウィルスが感染する隙などないだろう。