AdobeがActionScript3.0の実行環境であるAVM(ActionScript Virtual Machine)のソースコードをMozilla Foundationに寄贈した。詳細は各種ニュースサイトで確認できるので割愛。
で、プロジェクト名が「Temarin」。電子楽器ではない、と一応お約束のボケをかましておく。
これで予想されることはいくつかあるが、野村は「これからはECMAScriptはメジャーなLightWeight言語として、学習する価値アリ」と推測した。
ActionScriptもjavaScriptもECMAScriptからの派生言語である。これまでも理論上兄弟のような言語だったのだが、temarinによって今後は(Mozilla系ブラウザでは)実装上も兄弟の関係になる。
今まではどうしてもjavaScriptはライトすぎる言語としてぞんざいな扱いを受けていた。それは実行速度やら互換性、堅牢さやらが良くない、というイメージがずっと付きまとっていたからだと思う。つまり実行環境が貧弱というイメージだ。
だが、昨今のAjaxブームにより「javaScript、イケてんじゃないの?」という風潮が起きた。更にFlash Playerという実績を引っさげたtemarinが(Mozilla系ブラウザでは)やってくる。心配することはない、javaScriptは充分に実用に耐える言語なんだ、となるだろう。
もっと流行っちゃうかも、javaScript→そんでもって、ActionScriptも書けるようになっちゃうよ→だから覚えよう、ECMAScript!なーんてことになるのかも。