会社の同僚の結婚式に呼ばれた。いつもなら断るところだが、諸般の事情により出席することになった。
結婚式後の3次会に呼ばれたことならあるが、結婚式や披露宴は小学生のときにご近所の方の式に呼ばれたきり。
耐えられるだろうか、野村32歳。一応、無駄なことを考えずに済むような仕掛けは用意しておくが。
「ぼくらの」
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何やらネットで「イイ!」と騒がれている「ぼくらの」。原作を読んでみた。ヤバイ!これ面白い!慌ててアニメの予約録画セットした。くぅ〜、最初から観たかった。
「エヴァのパクリ」などと云われているらしいが、とんでもない。SFとして読んでも人間ドラマとして読んでも良い作品。絶望的な設定(オタク的に表現すれば「鬱設定」)だけじゃなくて、色々と真っ当なSFとしての仕掛けを用意してあるのも嬉しい。多分、いつ連載が終了しても良いように小出しにしている部分もあるんだろうが、次々と事実が分かっていく過程がわくわくする。
人間ドラマとしてみれば、ちょっと都合よく色んな不幸を背負った子供が集まりすぎている気もするが、いやこれくらいはマンガなんだからいいんじゃないか。淡々と描きたいのか、それともぐっと内面に寄りたいのか分かりづらいところもある(これも連載の都合?)が、登場人物が安易に泣いたりしないのが気持ちいい。そうだよ、14歳だよ、安易に泣けない年頃だよな。
6巻まで発売されているが、まだ終わっていない。ウズウズする。月刊誌に連載しているんだよね、これ。次はいつ出るんだ?