この夏は「オーシャンズ13」と「夕凪の街 桜の国」を観た。
「オーシャンズ13」はド派手でバカな映画で良かった。トリックもののはずなのに深いこと考えちゃいけないというのもどうかと思うが。主要メンバーがあれだけいると一人一人のエピソードが短くなるのは仕方ないことだが、ちょいと残念。
「夕凪の街 桜の国」は上映している映画館が少ない。渋谷で観たのだがなんだか小さな映画館で、正直劇場に観に行ったのが間違いだったのかと思うくらい。作品は良くできていたほうだと思う。特に麻生久美子の演技は素晴らしかった。ただ、やっぱり原作のほうが味わいがある。作品に興味を持たれた方には映画よりも先に原作をお勧めしたい。あと、日本人が監督するこの手の地味な映画は、どれも音楽の使い方がへたくそで辛い。盛り上げ方というよりも、抜き方が下手。音が多すぎるんだよね、思考を遮ってしまう。
他にも観たい映画はあったはずなんだが、まぁまだまだ上映しているだろうからゆっくり観ることにする。