「ザ・マジックアワー」

行ってきた。まだ公開二週目なので、そこそこ人が入っていた。だが、その横でやっていた「インディ・ジョーンズ」の先行上映の方が気になって、気になって……。いやいや、まずは「ザ・マジックアワー」だ。

今回は、相変わらずのドタバタに加えて「ありえない」設定が新鮮だった。三谷作品は「ありそう」な感じが定評だったので、いきなり始まる殺し屋とかギャングとかの「ありえない」設定に戸惑ってしまったが、ちゃんと三谷作品になっていっちゃう辺りは流石だ。

逆に言えば、やっぱり三谷作品なので嫌いな人はやっぱり付いていけないだろうね。三谷作品の笑いのセンスはオールドスタイルなので、10代20代には辛いだろう。

気になったのは「大作」的な扱いを受けている点。どう観てもコメディなので「大作」だと吹聴するのはまずいね。そんな宣伝文句はむしろ要らないでしょ、むしろ「肩に力を入れて観てはならない映画」くらいに云わなきゃ。

黒歴史

某事件の犯人について、「彼は小中学生だった頃、キレやすい性格だった」とかなんとか。

野村の過去を知る人物が、やがて野村についてこのような証言をしないことを祈る。

(野村の「短気論」についてはいずれこの日記に書くぞ。みんな、ドン引きするなよ)