マザーボード換装

メインPCにはこれまでGIGABYTEのGA-MA69GM-S2Hを使っていた。AMD(ATI)の690Gを搭載し、オンボードでRADEON X1250クラスの表示能力を持っている。ド派手なゲームをやるわけでもないし、日常生活では困ることは何一つ無いので満足していた。

ところが、「A列車で行こう8」がそろそろ遊び時(Wiiとか他のゲームもあるから我慢していたが限界が来た、の意味)かと思い、とりあえず公式ベンチマークを走らせてみたところが、たったの10fpsしか出ないことが判った。遊べないことも無いが、なんだかちょっと。

そこで、ビデオカードを拡張しようと思い秋葉原を巡った。バリューからミドルレンジクラスのカードで十分かな?と物色していたところ、「電源は大丈夫ですか?」なるコピーを発見。どうやら最近のビデオカードは100Wくらいは消費するらしい。メインPCの電源は、……確か300Wクラスのはずだ。静音&省電力PCがコンセプトだったのに、ビデオカードを刺すためには電源も交換せねばならないのか!

たかが「A列車で行こう8」をやるために、電源を交換するべきか。いや、流石にそこまでのゲームじゃないだろう(失礼ながら)。

そこで、マザーボードをGIGABYTEのGA-MA78GPM-DS2Hに変えることにした。780GはRADEON HD3200クラスの表示能力で、かつ128MBのビデオ専用メモリもオンボードで搭載している。これで出費も11,000円程度だから、元々買おうとしていたビデオカードの値段から考えてもあまり高くない。なによりオンボードなので消費電力が少なくてすむ。ファンレスだし。

ベンチマークの結果も当然ながら27fpsまで上昇。というわけで「A列車で行こう8」も買ってきた。このゲーム、1万円なり。マザーボードと合わせて約2.1万円の出費となった。……そう考えるとこれでも金のかかるゲームという印象は拭えないなぁ。まぁ、PCゲームの主流である3Dバリバリのゲームをやろうと思ったらこんなもんじゃすまないけどね。