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ジョン・マエダの「シンプリシティの法則」を読んだ。この本自体がシンプルで非常に読みやすかったが、内容は心にぐっと残る。
本屋さんではデザイナー向けという位置づけなのか、WEB制作者向けなのか、ビジネスマン向けなのかよく判らないところに置かれてるのが残念。あらゆるものづくりをする人に向けて書かれていると思ってよいだろう。
タイトルどおりの真面目な本だが、読んでいてジョン・マエダという方が随分とおちゃめさんであることに笑った。あと、寿司職人のくだりが熱い。
価格も控えめなので、皆さんにおすすめできる良書。
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この他、濱野智史「アーキテクチャの生態系」も読んだ。内容や帯に「2チャンネル」や「初音ミク」という文字があるせいでサブカル系と分類されているようだが、内容は情報社会学をちゃんとやろうとしている真面目な本。ここ最近のWEB業界の潮流を読み解くのには非常に良い本だと思う。
誤字脱字が目立つなど脇の甘い状態での出版だが、内容がタイムリーなだけに仕方がないところか。数年後に続編求む。