続・オタクと流行

前回、オタクは自分の持っているオタクな情報が世間一般に認知される直前が最も「悦に入る」ことができる時間=「オタク優位性が最も高い時間」なのではないかと書いた。

オタクが持っている情報をみんなは知らない、オタクはその情報を世間一般に自慢したい。だが一度自慢するとその情報はコモディティ化するのでオタク優位性は得られなくなる。

これはシュレディンガーの猫状態じゃなかろうか。

オタクはオタクな情報を世間一般に広めないことで、自分がオタクな情報を知っている状態であることの確率が高まるのだ。周りの人も、その人がオタクであることを是とするならば、その人からオタクな情報をむやみに聞いてはならないのだ。聞いてしまったら、その人はオタクではなく「かつてオタクだった人」になってしまう。

ところで、野村はオタクだろうか。

それを証明するためには野村はオタクたりえるオタク優位性の高い情報をここに提示だろう。しかし、それを提示してしまったらオタク優位性は失われ……。

MTM03行ってきた

日曜にMake: Tokyo Meeting 03に行ってきた。多摩センターまで。遠い、遠かったよー。

学園祭みたいなごった煮の雰囲気と、妙に高い熱意が感じられるガジェットたちが満載で、もうたまんないね。次回も行こう。