Silverlightはどこへ行くのか

Silverlight 4の概要が発表された。ビデオ配信技術においては、ライバル(とみんなが思っている)のFlashよりも先進的な機能が盛り込まれている点が興味深い。

RIAのプラットフォームとしてのSilverlightは、ビデオ配信に活路を見出そうということなのか。だとすると一点疑問が残る。ビデオ配信は果たしてRIAにとってどれほど重要な要素なのか、という点だ。

Silverlightの開発会社であるMicrosoftには、個人向けというよりも企業向けアプリケーションの分野に強い印象がある。そしてRIAといえばやはり市場規模が大きいターゲットはBtoBやinB、つまり企業向けだ。なので、企業向けのRIAプラットフォームとしてSilverlightを強く押し出していくものだと、てっきり思っていたのだが。

BtoBやinBでビデオ配信といえば、eラーニングや販促用ビデオだろうか?どんな使われ方があるだろうか。

それともSilverlightは個人向けの、娯楽プログラムを配信することを想定しているのだろうか。だとすれば、RIAのプラットフォームであるというだけではエンターティメントの要素が全く足りていない気がする。

Flashは「Webのページを楽しくするアニメーション」というところから始まって、RIAにまで領域を拡充していった。SilverlightはRIAから始まって、どこへ行くのだろうか。

高い技術力を持っているだけに、Silverlightの行く末は非常に気になるのであった。