CS5が正式発表になった

遂に出ますよ、Adobe CS5

というわけでCS5が何者なのか、どれほどすごいのかは公式Webサイトをみれば分かるので、敢えてここは野村が残念に感じたことを書いてみる。

まず、またしてもアップグレード時にOSの変更ができない(<%= fn ‘07:36追記:アップグレード時に個人事業主向けのボリュームライセンス(TLP)を適用すればOS変更が可能になるらしい。コメント欄参照。(けんたろThanks!)’ %>)!この縛りって何の意味があるのかさっぱり理解できない。野村はWindows→Macに生活スタイルをシフトさせてしまったので、Windows版の多くのソフトが無駄になろうとしている。Adobe製品は決して安くはないので、いやむしろここは割増料金でもいいのでせめてアップグレード時のプラットフォーム変更は認めて欲しい。

次に、Flash Platformの開発環境を揃えるスイートが、Web PremiumとMaster Collectionしかない点について。せっかくのFlash Platform戦略なのだから、Flash Pro、Flash Builder、Catalystとデザインワーク用のFireworksあたりで「Flash Premium」とかあっても良さそうなものなのに、無い。すべてのスイートにPhotoshopが入っている……ってそんなに重要なことですか、そうですか。いや、Photoshopすごいけどね、でもTPOってあると思うんだ。現在勤めている会社では、デザインをFlashに持っていく直前の作業はFireworksにほぼ統一されているし。

そして、これはかなり些細なことだがWeb PremiumにSound Boothが入っていない。Flash用の効果音を編集するのに使うものだとばっかり思っていたのに。仕方が無いので、ActionScriptで効果音の波形をいったん可視化してPNGに保存、Photoshopで取り込んでフィルタをかけて、ActionScriptでもう一回音情報に変換し直すというエクステンションを、……すみませんやっぱりSound Boothつけてくださいよ。

Adobe製品をお使いでない方にはさっぱり意味が分からないだろうが、まぁこんな感じで新しいソフトウェアが出るので浮き足立っているということだ。