定期的に日記を書く方法を思いついた!前の月に借りたDVDのことをかけばいいんだ!なんとなく自分の中で作品に対する心の整理がつくかも知れない。
野村は宅配レンタルサービスを利用している。予約リストに観たい作品を入れておけば、その中から毎月合計で8本送られてくる。時間があるときに一気に登録できるのと、延滞料が付かないのが便利。その分割高だけど。
まず「Dr.パルナサスの鏡」。テリー・ギリアム監督作品というイメージよりもヒース・レジャーの遺作というイメージが先行してしまったことで、一体何の作品なのかすら分からないまま観た。テリー・ギリアムっぽい、からくりとか舞台仕掛けがいっぱい出てくるので楽しい映画だったが、これといって格言めいたものも何も無いストーリーなので(おとぎ話的な感じ)一般受けはしないな。
「空気人形」。是枝裕和監督の作品を観たのはこれが初めて。はかなくて奇麗だ。ただのセンチメンタル一本背負いでは終わらせないという意図も感じ取れた。ただ、いつも思うのだが日本の映画の音楽の入れ方は酷い。この映画も酷い。しつこい。おかげで、ただのセンチメンタル一本背負い映画になってしまう。
「2012」。もうね、きっかけなんかどうでもいいのよ、地球が崩壊するから逃げろー!ってだけでお腹いっぱいだから大丈夫。あとは家族の物語だから。スケールの大きな家族の物語。頭使わずに観られる(皆さん想像のとおりのストーリー)ので、大画面で何か流そうぜー、ってときに便利。
「サロゲート」はターミネーター3(永久欠番)の監督さんですか。あ、この人「ハンコック」も撮っているのか。「サロゲート」は純粋なSF映画。ストーリーはライト(分かりやすすぎ)だけどまぁまぁ面白かった。夫婦の(奥さんの)人間模様でもっと攻めても面白かったかも知れないが。
「サンシャイン・クリーニング」はアメリカな感じのハートウォームコメディ。可も無く不可も無く。「リトル・ミス・サンシャイン」の製作チームが作った!というふれこみだったので観てみたのだが、「リトル〜」のほうが好きだった。
「カールじいさんの空飛ぶ家」。PIXAR作品は褒める人がいっぱいいるから褒めない。これは他のPIXAR作品より好き、虫が出てこないから。
で、あとは劇場版 「空の境界」 という全7作品の連作アニメーションがあって、それを2本観たのだが……。まぁ、原作好きだったから最後まで観るけど、これはもっと頑張って欲しかったなぁ。