先月に引き続き宅配レンタルで観た映画の話。
ピーター・ジャクソンとスピルバークで制作した「ラブリーボーン」。幽霊もののサスペンス映画で、ピータ・ジャクソンがグロくて汚い画面にしようとするのをスピルバーグが腕力でねじ伏せた感じの美しい仕上がり。このオチは全くもって受け付けられない人も多いかも知れないが、個人的にはアリだと思うよ。
日本映画「南極料理人」は公開当時観に行こうか迷った作品。ほのぼの映画なので映画館で観る必要性は無いけれども、これは普通に面白いのでお茶の間でご家族とぜひ。
韓国映画「母なる証明」。韓国の田舎の事情を描いているのだろうか、ちょっと今までの韓国に対するイメージとは違う貧困層の描写が気になった。サスペンスとして考えると悪くないんだが、画面に華がないのがなんとも辛い(恐らくそういう意図で作られているのだろう)。よってオススメできない映画。
で、残りはシリーズ物のアニメ映画「空の境界」だった。先月に観たところまでだと自分の中では微妙な評価だったのだが、最後まで観ると結構力が入っていて良作だった。つまりシリーズの中でも印象がバラけてしまっていて、それが全体の評価の足を引っ張っている感じ。よって、映画単体では万人にオススメできない。原作を読んで面白いと感じた人にはオススメ。
それにしても、まだ昨年の話題作で未見のものが残っているなぁ。