タイミング的にはウィルコム最後のスマートフォンとなるかもしれない「HYBRID W-ZERO3」(通称:灰鰤)に機種変更した。W-ZERO3以来のWindows Mobile機だ。このHYBRID W-ZERO3には6.5が搭載されている。7の情報が飛び交っている中で6.5、しかも7は互換性を捨てて勝負に出ると云われているので、そういう意味でも行き止まり感の高いマシンである。
Windows Mobileの悪しき伝統というか、とにかく標準設定が貧相過ぎて使い物にならない。そこでSHARPでは、HYBRID W-ZERO3向けに独自のインターフェースを擁したメインの画面(これをWM6.5ではToday画面という)を用意している。これが、重い。ただでさえ貧弱なスペックの端末なのに、なぜリッチすぎるモーションを付けようと思ったのか。しかもメインの画面に。というわけで、カスタマイズ作業はその画面を引っぱがすところから始まる。
スクリーンショットは現在の野村の端末の画面である。ここまで辿り着くのにネットで情報を収集しつつ半日かかった。色んなアプリを入れたり消したりしてみたが、
- DevState Today画面のカスタマイズ(※下記に追記)
- Opera mobile ブラウザ
- TkTweets Twitterクライアント
- uGReader Google Readerクライアント
- MySquare foursquare向けクライアント
- モバイルGoogleマップ
こんな辺りが今のところインストールされている。
使用感とか気がついたところとかの話は機会を改めて日記に記すとして、とりあえず納得して使えるように仕上げるまでに何度もインストールやら再起動やらを繰り返す必要があるという辺りが、iPhoneと比べて大きく劣っている点であることは間違いない。だがそれでも、チューニング如何では面白い使い方もできるんじゃなかろうか、と期待している。
11:20 追記
DevStateを導入したせいで、Today画面でずっと砂時計的なアイコンがくるくるしている……。残念だが導入を取りやめる。