6月に観た映画・漢(おとこ)編

6月に届いたレンタルDVDから、どことなく汗臭い傾向の作品達をまずご紹介。

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シルベスター・スタローンが監督・主演する「エクスペンダブルズ」。きたー!って高揚しただけで本編観なくても得をした気分になれるという不思議な一本。企画を聞いたときから、だれも本編ストーリー自体には全く期待していなかったという不思議な一本。強いて苦言を呈するなら、もっと配役たちのパブリックイメージのまんまの見せ場が欲しかったなぁ。それぞれが画面上で好きなことだけやって、ストーリーを強引にねじ曲げるくらいでもよかったかも。

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リドリー・スコット監督、ラッセル・クロウ主演の「ロビン・フッド」。ほうぅぅら、男くさいだろうぅぅ。もうね、ラッセル・クロウは世界有数のムサ男だね。作中でも臭いって云われているしね(遠征していたのでまともにお風呂に入っていないという設定なので)。それはともかくこの映画、日本では劇場公開に他の作品の影に完全に隠れてしまった印象がある。映画としての出来は悪くないと思う。歴史もの、中世ヨーロッパで騎士もの、っていうキーワードでぐっと来る方には迷わずオススメできる作品なんだけど、どうしてもジャンルそのものが昨今の流行とは違うし、手法としてみても新しいキャッチーな要素は無いから「今観たい!」と思えないんだよね。そういう気分になれないのが、受け手側としてみても残念でならない。

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デニス・クエイド主演「パンドラム」。SFと思って観たらホラーだった(野村はホラーやスプラッタが苦手)。で、我慢して観続けたら、やっぱりSFだったので安心したという。何を書いているのか自分でも判らなくなってきたが、なんだかんだいて軸足はちゃんとSFしていて、謎解きがメインなのでストーリーの話に触れづらいんだな、これが。こういうオチ、好きですよ、ワタクシ。

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そしてロバート・ロドリゲス監督「マチェーテ」。こういうのをバカ映画というんだよ、もう揺るぎないバカ映画。そもそもB級スプラッタ(正確なジャンル名判りませんすみません)を作る!という企画意図なのだそうだが、その徹底した本気の手抜き加減、おふざけ具合が最高。上記で書いたようにスプラッタが苦手な野村だが、これが飲み屋でBGVとして流れていたら酒が進むよ。この映画、気になっていた方は迷わず観たほうがいい。期待通り、そのまんまだから。ちなみにジェシカ・アルバさんは脱がないことで有名な女優さんで、シャワーシーンは合成だそうです。と、くだらない映画トリビアを書いたところで、残りの映画は後日。