自転車欲しい!でも乗りたくない!

我が家には自転車がない。偶然が重なって、自分の分も嫁サマの分もなくなった。

無いとなると、それはそれで不便なものだ。特にこれからの季節は遠出もしやすくなるので、2台あると素敵だし便利なような気がする。欲しいと思って自転車をネットなどで探すと、或いは知人の自転車を見ると、カッコイイ自転車が欲しくなってくるものだ。我がアパートは自転車置き場が雨ざらしなので、軽量な自転車にして玄関まで持ってきたほうがいいのか、などとも妄想する。

だが一方で。

ひとたび町に出ると人混みをベルかき鳴らしてヨタヨタ走る自転車、乱暴な速度の自転車が目につく。

えー、自転車に乗るとアイツらと同類になるってことですか?それは嫌だ。

自転車に乗っている人の多くがマナーが悪いということではない。それは知っているつもりだ。だが、自転車に乗らない生活をすると、マナーの悪い自転車の印象が強く植え付けられる。マナーが良いということは人間社会のルールや町の風景にちゃんと調和している訳で、従ってそういったものは目にとまりづらい。逆に社会を乱すもの、生活を脅かすものはどうしても印象が強くなってしまう。

自転車は欲しい。でも自分がマナーが悪いヤツらと同類にみられるのは耐えられない。そんなことを最近ウダウダと悩んでいる。