今年の前半にやったことを言語ベースでまとめると、Objective-Cとそこから派生してのOpenCVとopenFrameworksをずいぶん頑張って扱ってみた。Processing、ActionScript 3.0、PHPあたりはもはや手癖で覚えているので、呼吸をするように書ける。そしてこれまで避けてきたJavaScript(というかjQuery)にも挑戦してみた。
そう、これまではJavaScriptが仮想敵だった。あの混沌たる世界が大嫌いだった。世間がJavaScriptを使えと云っているので仕方なく、……世間というかiOSが云っているんだがね。
だがしかし、プレーヤーが多いというのはいいことだ。JavaScriptに関しては、ライブラリの充実度やサンプルなどのドキュメントの多さが大いに励みになった。これだけ情報があれば、多少の戸惑いはあってもすぐに解決の糸口を見つけられる。
そう、ググればなんとかなるのだ。JavaScriptまでは。
雑種プログラマのプライドにかけて、Rubyに手を出してみたくなったのだ。tDiary使っているのにRuby触ったことないというのも滑稽だからという気持ちもあり、周りのRuby経験者から聞こえてくる評判が非常によいというのもあり、実はずっと前からやってみたかったのだ。
で、念願のRubyを始めてみたのはいいのだが、そのとっかかりにHeroku + Ruby on Railsなどというキワモノをチョイスしたのはある意味で失敗だったかも知れない。Googleなどでみつかるドキュメントが古い記事だったり、型で押したような初心者向けサンプルだったり、逆に熟練者のピンポイントなTipsだったりで、もう読みづらいったらありゃしない。
特に古い記事に騙されると、もうとたんに羅針盤のない航海、というかまさに後悔。そうかい?どうだい!ってなもんで。
こんな酷いダジャレを書くくらいに精神が焼かれた訳で。
これだから楽しくてしょうがない。