「PSYCHO-PASS」第2話の日常描写でガッカリした

久しぶりに日記に何か書いておこうという目的だけで、今まさに考えていることだけ書いてみる。

SFというか、未来でカッコいいガジェットがバンバン出てきて尖っていてビューンな感じのアニメを期待していたんだが。

ノイタミナの「PSYCHO-PASS」は第1話が世界観の中心である犯罪者を捕らえるバトルシーンのみだった。おお、こういうバトルかぁ、面白いなぁと思ってみていたんだが。

第2話はその翌朝ということで主人公が目覚めるところから始まった。独身OL女性の生活という描写だ。

コンシェルジェ役のAIとしゃべる主人公や、プロジェクションマッピングっぽい光学処理で部屋の模様替え、宇宙食っぽい朝食シーン。うーん、まぁそこそこ未来「っぽい」だけどうーん。

その後は友人とのおしゃべりシーン。いにしえより続く伝統の「仲良しお友達との会話シーン」。あー、これって日本伝統のトレンディドラマからのインスパイアですかね。うーん。

その後も日常の業務シーン、日常が続く。日常ですよ、SFで最も重要な「日常」ですよ。つまり、この世界を生きている人たちを表現するシーンですよ。

台詞はちゃんと世界観が出ているのに(というか世界観の説明回なんだけどね)、小道具だったり背景だったり、仕草からは全くそれが読み取れない。

なーんてことを、この、めっちゃ忙しい最中の息抜きにアニメ観ながら思っている。終わり。

(2012-11-06追記)第4話観たら、この第2話の日常描写で描かれていたこのお話での世界観というかルールがちゃんとエピソードに絡んできていた。ちゃんと考えられていたのね、大変失礼いたしました。