今年の春から、作業デスクの3枚目のディスプレイとしてiPadを使っている。iPad 2で動画サイトの動画をBGVとして流し続けたり、ポッドキャストを聞いたりという使い方で、メインPCのCPUパワーを分散させるのが主の目的だった。
先日、iPad Pro + Apple Pencil + Smart Keyboardの3点セットにこれが置き換わって、SNSの閲覧やRSSリーダーによるWeb巡回などもiPad Pro側に移動させた。これは、メインPCでの作業中に「誘惑」に負けないようにする目的がひとつ。それと、現在はメインPCのメインディスプレイ(めんどくさい言い回しだなこりゃ)として1920×1080解像度の画面を使っているのだが、これがもう手狭というか足りなくなってしまうのでそれの解消になるかな、というのも期待している。あまりまだ有効活用できていないが。
モバイル環境はNexus 5XとSmartWatch3。なぜiPhone + Apple Watchじゃないのかといえば、イーモバ時代からの流れで回線契約をしているから、また端末としてのNexus 5(先代)が使い勝手が良すぎたから。iPhoneに移行する理由もタイミングがないから、Androidエコサイクルに乗っかっている。これのせいで多少面倒なこともあるが、周りはiOSエコサイクルに乗っている人ばかりなので比較のためにも自分がAndroid側をメインで使うのは悪いことじゃないかなと思っている。
今年はスマートウォッチ元年だ、みたいな言い方もされるが、Sony SmartWatchを初代から3機種渡り歩いた経験でいえば、ここ数年というレベルでは劇的な進化はしていないと思う。結局、「何を知りたいか」と「何を伝えたいか」という人間の行動に関する部分ついて革新的なアイディアがなければ、大きな進化はない。
ウェアラブル端末という観点でいえば、今年はFUN’IKIとJINS MEMEが発売された。どっちもまだメガネとしてはごつくて普段使いするのには抵抗があるし(これは野村が普段メガネをしていないから違和感を感じているだけなのかも知れないが)、屋外で使うにはまだ「充電」というハードルを超えられていない。
この2つのメガネは、Google Glassのようにヘッドマウントディスプレイとしてメガネを使う流れとは違う、デジタルなメガネの第2世代的なタイプだ。手や指ではなく顔や目の周りをセンシングして、文字などの直接的な視覚情報ではなく光や音、振動などで情報を受け取る。我々はスマホの画面に大量の情報を表示させようとしているが、そんな競争の激しいスマホの画面上での視聴率争いを避けるやりかたもまた競争が激しくなってきているのだ。腕(リストバンド)、の目(メガネ)が出てきた。指(Ring)、足(靴)も決定的な製品はまだ無いが出始めてはいる(あとは体のどこにくっつけたらいいんだろう)。
あと今年は何買ったかな。思い出したらまた書く。