日本ビジュアル・ジャーナリスト協会に電子メールで連絡があったとのこと。今回はボランティア活動家ではなくジャーナリストだということで、TVではすでに「自己責任論」が展開されているようだ。
この間の日本人3人が人質となった事件について書きかけのままであったが、状況は停滞しているようなので続きを書くことにする。
今回の一件で「読売」VS「朝日」に代表される右翼VS左翼の構図が更に分かりやすくなった。日曜午前の「サンデープロジェクト」に人質家族が出演するなど、テレビ朝日では反戦ボランティアに好意的なイメージを植えつけることに躍起だ。人質事件が膠着した月曜頃から「自己責任論」がにわかにマスメディアの各所で唱えられるようになるが、テレビ朝日「報道ステーション」の古館伊知郎はわざわざ「避難勧告が出ているところに行くほうが悪い、なんて言っている人もいるようですが」と言ってしまう始末(この人に腹芸は無理なようだ)。もはや必死と言わざるを得ない。
なぜそこまで必死なのか。それは今回の事件で反戦運動=左翼のイメージが悪化する懸念があるからだと思う。無謀で自分よがりな夢想家が面倒な騒ぎを起こしている、と思われてしまってはならない。せっかく、昨年のイラク開戦前に見られた全国的な反戦運動のように、世間に対して反戦運動やボランティア活動のポジティブイメージを植えつけることに成功していたはずなのに、なんてことをしてくれたんだ、と。否、そんなことは誰も言っていないが、そんな声が聞こえそうなくらいに必死にみえてしまう。
今は無事を祈ろう。だが事態が解決した後、反戦運動は新たな局面を迎えることになると思う。それは「サヨク怖い、反戦運動怖い」というネガティブイメージの払拭という、昨年のイラク開戦よりも前の状態からのスタートになるのではなかろうか。
そして「MONSTER」
おとといの深夜、「MONSTER」の録画を仕掛けて就寝。昨日の朝、CMカット&再エンコーディングだけでも仕掛けてから会社に行こうかな、と思って観てみると、ガキどもが画面いっぱいにアッパラパーな感じで現れた。
野球放送延長のため、繰り下げ。
日テレ、バカヤロー。
……まぁ、なんとか補完したけどね。