これまた思いつきで、自転車を東に走らせて柴又帝釈天に行くことにした。野村が愛用している昭文社「文庫版 東京 都市図」、これさえあれば都内はどこでも自転車で行くことができる、というわけで開いてみる。……ギリギリ端っこに乗っていた。しかも江戸川を挟んで向こうは千葉県。なんてところにあるんだ。
細い道、交通量の多い道を通りながら柴又駅に着くと、早速寅さんの銅像がお出迎え。やはり寅さんの町だ。仲見世のおみやげ物も寅さんだらけ。いいぞぅ、雰囲気が出てきたぞぅ。で、帝釈天に辿り着く。……終わり。
予想以上に早く帝釈天を観終ったので、500mほど進んで、江戸川に向かう。そこには「矢切の渡し」があるそうだ。矢切の渡しは東京都から千葉県へ脱出するための工作船だったのか、なるほど。というわけで江戸川河川敷に降りてみた。
……。
矢切の渡し、台風のため、水没。
10/10 思いつきで横浜中華街
彼女サマが思いつきで遠出するぞ!と言い出す。よって朝早くからレンタカー屋さんに行ってみる。「連休で車はありません」とあっさり拒否され、ああ自分が連休のときは普通の人も連休なんだなぁ、と自分が普通の社会人として認められてきた喜びを少し感じるも、やはり当初の目的が達せられないのは悔しい。そこで地下鉄に乗り続けて横浜中華街に向かうことにした。
天気予報も嘘を吐く。「台風一過」と云っていたのに何やらぐずついた空模様。それでも、中華街は賑やかだった。と思ったら中華民国の「国慶節」というお祝いの日であったようだ。爆竹を鳴り響かせるパレードを見学した。