[音楽] 初音ミク実験

「初音ミク」の体験版を入手したのでちょっと試してみた。CUBASE SE 3と連携させようと思ったんだが体験版ではできないらしい、残念。すなわちカラオケの音源なしで歌っていただくわけで、……これはかなり寂しい作業だ。この連携はぜひ体験したかったんだがなぁ、何のために体験版を入手したんだろう。

気を取り直して「初音ミク」のアプリケーション「VOCALOID2 Editor」を試してみる。いきなり戸惑ったのがテンポ(BPM)の設定方法。パラメータはTEMPOトラックのところに書かれてあるのだが、アプリケーションを立ち上げたときに表示されているピアノロールの初期位置(か表示スケール)が悪いせいで、左にスクロールさせないと見えない、というのはいかがなものか。

音符の入力自体は簡単。まずピアノロールに音を配置して、次にそれぞれの音にひらがなをあてはめる。これだけでもう歌ってくれる。ここは素直に感動するところだ、うぉー!

で、巷では「調教」と呼ばれている各種パラメータの微調整が始まるのだが、これが使いづらい。シーケンスソフトとしてはまっとうな作りになっているのだが、「発音(音が発生する、の意)」のタイミングとパラメータの変化がわかりづらい。イベントリスト表示があれば、直接手で調節したいところだ。しかも、このパラメータ調整、結構トライアンドエラーなので、余計に使い勝手が気にかかる。

そんな感じで数十分遊んでみたのだが、やっぱりカラウタなのが辛い。オケとメロディーを同時に作成していく雰囲気を確かめたかったのだが、体験版でそれができないとなると……、いや、だからといって買うか?買うかなぁ。