10代〜20代の頃に作った自作曲を収めたカセットテープを処分することにした。かなり時間がかかったが、全てPC上に取り込んだ。
今回はその中から、札幌で浪人生(またはニート的なもの)をやっていた1996年に録音した曲を晒す。
元々MTR(マルチトラックレコーダーといって、市販のカセットテープを使って多重録音を実現する機械なのだが、知らない人の方が多いと思う)を使って録音されたものだし、残されていたカセットテープからデータに変換したので音質は良くない。
当時使っていた機材のほとんどが手元に無いため(いくつかは壊れてしまった)、もはや同じ音を再現することは不可能となった。もしも今録音し直せば、最初からデジタルで録音するので音質の劣化もないだろうが、まぁこの状態のものを記録として晒しておくのも悪くはないだろう。
今回晒すのは10曲入りのアルバム形式で作ったカセットの中から、「神話」というタイトルで作った6曲の連作である。インストである。確か当時、映画やゲームのサントラのようなアルバムを作りたかったんだと記憶している。各タイトルはギリシャ神話の美少年アドニスにまつわる物語からいただいた。別に美少年に興味があったわけではないが、ギリシャ神話の中でもメロドラマ調なお話だったので題材にしやすかったのだ。余談だが、メロドラマの「メロ」の語源もギリシャ語(メロス)という説があるらしい。余談の余談だが、野村が何故ギリシャ神話を読んだことがあるかというと、そもそも士郎正宗の「アップルシード」が……。
「神話」作:野村政行
- 不遇の子 Guilty Child (Love From Myrrh)
- 冥府の愛 Love From Persephone
- 夢見の地 Adonis’s Garden
- 涙の花 Rose (Tears Overflowed Aphrodite’s Eyes)
- 風の花 Anemone (He Became a Flower Named ‘Wind’)
- 春待ち Adonia Festival
ちなみにいつものとおり、この6曲ともにクリエイティブ・コモンズ・ライセンス(帰属 – 非営利 2.1 日本)である。