ちょっくら京都まで行って帰ってきます。
2005
「ガイアの夜明け」を観た
カカクコムのサイト再開に向けての現場のドキュメンタリーと、インターネット犯罪事情についてちょろちょろと、といった構成。PCリテラシが無いわけではないがウィルス等の知識が薄い人向けの内容だった。マスターゲット向けに丁寧に説明しようという苦労が見え隠れして、この辺はさすがTVだなぁと思った。
カカクコムのドキュメンタリーでは、バグが潰し切れずにサイト再開を延期するなどのシーンが登場。カカクコムの事件について同情する気は無かったのだが、復旧に向けた現場の修羅場には同情を禁じえない。同業者なら誰でも経験したことがある光景がTVで放映されているのだ、何というか、泣けた。
久々に睡眠時間を削って
睡眠時間を約3時間にまで削ってプレゼン資料の作成などという仕事らしい仕事をする。自ら望んだことではあるが、時間の無い中で資料を書くのは大変だ。
その場で口で説明するよりも、説得力のある資料に纏める方が難しい。これは雄弁な人に騙されちゃいけない、ということでもある。雰囲気で押されそうになったらドキュメントに纏めさせろ、と日本中の同業者に恨まれそうな助言を残しておいてみたり。
モヒカン族
インターネットに(またしても)新たなる種族が誕生しようとしている。それが「モヒカン族」だ。……てなわけでメモ。
うーん、野村も気をつけないとこの種の人類だなぁ。
「宇宙戦争」は正統派パニック映画
映画館で観て良かった映画というと、金を払ってもいい、大スペクタクル、あるいはとにかく大仕掛けな映画ということになるが、「宇宙戦争」は映画館で観た方が確実に怖い映画だろう。
さすがスピルバーグ、パニック映画が非常に上手い。主演トム・クルーズ、娘役にダコタ・ファニングという辺りが注目されているようにも思うが、映画の中では人間たちはとても小さく、非力に描かれている。「M:I-2」ばりのアクションなんぞは出てこない、逃げ回るトムというはある意味新鮮だった。
フランスGPは今季の総決算だったのか
優勝アロンソ、2位ライコネン、3位皇帝。すなわち、今シーズンのこれまでの順位と思っていいわけで、こんな分かりやすいレースも無かった(すなわち、イマイチ盛り上がらなかった)。
琢磨は果敢に攻めていたが、まだレース全体を作れていないということなのか、結局11位にまで沈んでしまった。頑張れ。
今月の新刊コミック
上の日記を書いて、メールの下書きをしていたはずなのに、何故か気づいたらベッドの上にいた。うーん、自動スリープ機能だ。
4日、大場つぐみ&小畑健「DEATH NOTE(7)」は第一部終わりかな?ネットでネタバレをいくつかみちゃったので、それほど衝撃ではないが。
15日、幸村誠「ヴィンランドサガ(1)」はバイキングのお話。「プラネテス」は精神論的な部分が大きかったが、「ヴィンランドサガ」は冒険モノっぽい感じで雰囲気が違う。連載をチラチラ読んだ程度じゃ情報量が多くて消化しきれないので、単行本でじっくり読んでみようと思う。それと、森川ジョージ「はじめの一歩(73)」。そういや、アニメ版はその後どうなったんだ?
19日、槇村さとる「BELIEVE(3)」はYOUNG YOUで連載されているスター誕生的なマンガ。島本和彦「新吼えろペン(2)」は、帯に映画の宣伝も付くのだろうか(発売する頃には公開が終わっていたりして……)。
22日、芦奈野ひとし「ヨコハマ買い出し紀行(13)」。世界は少しずつ変わっていくのであった。
26日、吉田秋生「イヴの眠り(4)」。「夜叉」を読んでいない野村にはちょっと話が分からない部分も多かったり。
27日、TAGRO「宇宙賃貸サルガッ荘(5)」が一月遅れで発売か。まぁ、エロや同人出身の漫画家が単行本発売を遅らせてしまうのはよくあることなので。
あと、28日こうの史代「長い道」が気になるのでとりあえず店頭でチェックしとこ。
飲み会と人生
会社の歓送迎会が終わり帰ってきた。
しょっぱなから座席に座ろうとして指を椅子にぶつけ、あろうことかささくれを爪の間に入れてしまい、かなり苦悩した。家に帰ってきて摘出手術を施す。あー、痛かった。
今日の飲み会では勉強になること、考えなければならないことを聴いた。まずは社内の改革話、そして10年後のインターネットを考えるという話。どちらも即答できなかった自分の愚かさを反省しつつ、思案に暮れる。
方向を間違えたくない、だが臆病者に道は拓けない。冬の道、まっさらな雪の上を歩くときのように、一歩を踏み出すものには一歩を踏み出した責任がある。時は7月、変わらなきゃを口で言うだけのタイムリミットは過ぎたのだ。