昨晩からの雨のせいで、ジャガイモが皆ぐでーっと手折れてしまっている。……どうにもならん、頑張って耐え凌いでもらうしかない。
2005
「げんしけん」とオタ文化と商業
「げんしけん」の6巻に同人誌が付いたものが、「特装版」として売られていた。ちょっと顔ぶれが興味深かったので買ってしまったが、この付録の同人誌を読みつつ、なんとも奇妙なクラインの壺に嵌った。
「げんしけん」はアニメや同人誌やコスプレといったオタク文化を非オタクの視点も交えて描いている作品で、いわば「楽屋ねた」に異業種からの視点を加えた「自虐ねた」のマンガといえる(それ以外に学園ものの要素もある)。まさしく、6巻の帯では「講談社漫画賞落選」というネタをかましている。自虐である。
その自虐マンガに同人誌が付いて、更に自虐度は増す。同人誌の主題のひとつはパロディーだが、「げんしけん」のパロディーをやるというのは「楽屋ねた」のパロディーなわけで、こんなねじれの構造に野村は感心したのだ。
マンガの「楽屋ねた」といえば島本和彦の「燃えよペン」があるが、こちらはプロの作家をパロディー化している。同人誌のようなパロディー主体のメディアではないからここから先のスピンオフは考えられない。だからこそなお「げんしけん」の同人誌は卑怯だなぁと思った。
何、力説してんだろ。ちなみに「げんしけん」の同人誌は、作家さんか本編に思い入れが無い場合はクソつまらない作品群なので(それこそが同人誌の魅力でもある、自虐的だが)、これを機に読もうと思っている方はくれぐれも注意が必要だ。
コメントスパム
コメントスパム(tDiaryの場合はツッコミスパムともいう)が海外からきているようなので、対策した。「http://」を文中に入れるとツッコミが記録されないようにした。
それにしても、単に世界中のWEBサイトをクロールしているだけだろうが、こんな場末にまで来るなんて……。
雨とジャガイモ
今朝、庭をみたら50cm以上にまで正常したジャガイモの茎が、重さと風で曲がってひしゃげてしまっていた。慌てて割り箸を3本縦に繋いでつっかえ棒を作り補強する。雨と出勤前だったせいであまり観察することが出来なかったのだが、茎のところが折れてしまっていないかとても心配だ。
Musical Baton
mixi経由でかっつんからMusical Batonを受け取る。昨日、丁度出張で東京に来ていたかっつんと友人とで飲んだ際に本人に辞退を申し出た。
別に喧嘩売ってるわけじゃないので、ネタを振ってくれたことを率直に感謝する意味で事実だけここに記す。あんがと、かっつん。
さて、どこでしょう
電車の中吊りで大々的に東京新大陸というものが宣伝されていた。中吊りでは場所をわざと明記しないことで興味を煽っているのだが、完成予想イラストの川の形で、野村には一発で判ってしまった。
あの辺に住もうかとも考えていたので、以前色々と調べたことがある。ぽろぽろと書いてみよう。
JR(国鉄)の貨物基地として有名な場所で、東京メトロの車両基地もある。以前から大きなマンションがいくつか建っているが、多くは昔からその土地に住んでいた人たちが住んでいるという(横並びから縦並びになった感じか?)。JRと東京メトロの駅があるが、現在新しい線が開通するため駅周辺では工事が行われている。駅の東側にはショッピングモールなどが新しくできており、上記の東京新大陸なるプロジェクトはその先の土地のことを指すようだ。駅の西側には古い商店街があって、この商店街の中にあるケーキ屋さんは美味しい。
アメリカGPでFIAの本気が分かる
アメリカGPではミシュランのタイヤに重大な問題(欠陥といっても良いかもしれない)が発生したために、極めて異例のことだが自ら問題を公表し、FIAに対してペナルティを受け入れることを含んでタイヤの交換などを申し出た。FIAはルール重視を理由にこれを拒否したため7チームがリタイヤという大問題に発展したわけだが、果たしてFIAの判断は正しかったのか。
ルール重視といえば聞こえはいいが、安全軽視とも取られかねない危険な決定ともいえる。また、フェラーリがミシュランを履いていた場合はどうなっていただろう、と穿ったみかたもしてしまう。
FIAはこの決定に至った経緯について、その正当性をもっとファンに対して説明する必要があると思う。今後も、例えばブリヂストンのタイヤに重大な問題が発生した場合にもFIAはタイヤ交換を認めないということを、堂々と謳うべきだ。さもなくば、非を認めてファンに謝罪すべきだ。