2005

仕事始め

……といっても、なんの代わり映えもしない仕事始めであるが、何も変わらないということはいいことなのかも知れない。いつものように問題は山積みで、いつものように進んでいるか進んでいないか微妙な状態。

何か自分の中で新しい抱負の一つも決めて仕事をすべきだと思いつつも、とりあえずは昨年のプロジェクトがまだ終わっていないわけで、新しいことは何一つ始められないわけで。そこで、この年になってようやく使い道が判ってきた、便利なあの言葉を使ってみたりするわけで。

ぼちぼち。


1月の新刊コミック

新年も相も変わらず新刊チェック。5日に樹なつみ「OZ完全版(3)」は義務として。

21日はアフタヌーン系マンガの発売日。藤島康介「ああっ女神さまっ COMPLETE Vol.1」。連載途中なのに豪華版が出るというのはつまり連載が長すぎて読者がついていけないという証拠。実は野村は単行本を集めていないので、こういうまとめられかたはちょっと嬉しかったりもする。それと個人的に要チェック連載である北道正幸「プーねこ」が遂に単行本化。旧タイトルは「あぁっ猫神さまっ」だったというのはホント?

というわけで、12月の新刊ラッシュの反動で今月はこんなもの。新年というのに幸先悪い……、とは思わないぞ、財布フレンドリーでよいことだ。


2004

掃除機を買う

引っ越してから、どうにも掃除が面倒になった。当たり前の話だが、面積が広くなったと同時に掃除する場所も広くなってしまったからだ。全てフローリングなのでクイックルワイパーで出来てしまうのだが、ホコリというものは集めても集めてもきりがない。

そうだ、せっかく広くなったのだから掃除機を買おう、ということになり有楽町ビックカメラへ。なるほど、たくさんの掃除機が、お試し可能な状態で展示されている。

個人的には自走式掃除ロボットにも非常に心惹かれるものを感じたのだが、おそらくそれを買うと掃除以外の用途に使いたくなってしまうので、ぐっとこらえてサイクロン式のものから選ぶことにした。スティックタイプと本体があるタイプと見比べてみたが、スティックタイプは意外と無骨でかっこ悪くてそれほど収納が便利とも思えなかったので却下。結局、ごく普通の掃除機を買った。

明日はいよいよ大掃除である。買ってきたからには活用せねば。エアコンも掃除してやる。


「電車男」のマンガ化って

電車男がなぜヒットしているのか理解に苦しむところも多いが、2ちゃんねる発の感動系話の中でも面白いほうであるのは間違いない。

が、流行っているからといってなぜマンガ化する必要があるのだろうか。しかも4誌もやるというのが分からない。ヤングサンデーに至っては「人気恋愛漫画家、原秀則さんを起用する」(読売新聞社)らしい。

原秀則といえば「部屋においでよ」「いつでも夢を」という最悪の結果となる恋愛物で有名、……なんちゃって、やっぱり「冬物語」のほうが有名かな(それにしたってドロドロの恋愛)。原秀則くらいのビックネームなら仕事を選ぶべきだ。それとも、何か秘策があるのだろうか。

カウボーイ・ビバップのBOXセット

自分自身へのクリスマスプレゼント、……ではないが代休を取って休んでいた24日に会社にamazonから段ボール箱がど届けられていたようだ。中身は「カウボーイビバップ 5.1ch DVD BOX」であることは分かっていた。

カウボーイビバップ 5.1ch DVD BOX

早速持ち帰り、開けてみる。うわ、なぜケーキの箱のようなデザインなんだ、ひょっとして発売時期まで含めたジョークなのか?

で、フタを開けて更に驚く。フィルムリールケースだ。イカすじゃないか、この野郎、と思い持ち上げると違うデザインの2枚目(知識不足につき元ネタ不明)。

まさか、と思い持ち上げると3枚目はCDケース。マスターCD-Rにマジックで書いたようなキャプチャーリスト(菅野よう子と書いてあるので本人の文字なのだろうか)、そしてこのケースだけがキャラメル包装(剥くためのテープ状の帯がついているやつ)。この辺でカウボーイビバップらしい悪ふざけ具合がいい感じでツボにはまってくる。

4枚目はなんと5インチか8インチ時代のフロッピーディスクのケースのパロディ。多分8インチ時代のケースだと思うのだが、5インチって皆まとめ買い(といっても10枚単位が精一杯)していたから、こんな箱だったのかどうか覚えていない。裏に書かれた性能アピールのコピーがまた泣ける。

5枚目は、お得意のLPジャケットタイプ。表に使われているイラストはフェイで、ここだけオタク心に嬉しいプレゼントとなっている(逆にいえば、他は全て萌え要素ナシ)。

6枚目はPS2のパッケージのパロディ。レタリングもパクっているのだが、なにより無理やりな将棋ゲーム風イラストが面白すぎる。しかも裏面を見ると中国語らしき文面で日本語が一つも無く、怪しさ満点。残念なことにこのケースだけは使い勝手が良さそうだった。

最後の7枚目は、βのパロディ。「SONY」ではなく「COBY」と書いてあるこの無理やり感もたまらないが、引き出してみるとビデオテープのパロディにまでなっているのがまたキツい。

なるほど、こんだけ詰め込むためにケーキの箱のような外装なのか、とふと外箱を持ち上げてみると、「お早めにお買い求めください」のシール。完敗です。

というわけで、DVDを再生する前からお腹いっぱいになるDVD BOX。これで、さらに音声が5.1chにリニューアルされているわけだから、ファン冥利に尽きるというものだ。唯一の欠点は、保存である。どうすりゃいいんだ、これ。


不覚にも、風邪

昨日は、風邪をひいて一日中家で寝ていた。今日はのなんとしても出社せねばならぬと思い、気合で1日で治した。夕方の時点で38.75度あった体温が、夜には36.05度まで落ちたというのは、奇跡としか云いようがない。

ただ、完全に治ったわけではないようで、声がややかすれ気味。若干の悲壮感が漂っている。