2004

12月の新刊ラッシュ

年末らしくマンガがたくさん発売される。

まず、引越しのドタバタに紛れて既に購入済みのマンガから。3日に七月鏡一&藤原芳秀「闇のイージス(18)」とゆうきまさみ「鉄腕バーディー(7)」。イージスはストーリーを追い過ぎているような気がしてならない、もっとオムニバスっぽい最初の頃の方が好きだったなぁ。バーディーは安定したテンポ。最近の流行から考えるとテンポの遅いマンガなのだろうが、ゆうきまさみファンにとってはこれくらいのテンポが丁度良い。

そして4日に樹なつみ「OZ 完全収録版(2)」。番外編が入っているのでお得感がある。完全収録に当たって書き直されているのは背景やトーンワークで人物には敢えて手を加えていないそうなので、絵柄が大分古臭く感じる。いや、実際古いし、この作品。

ここからは購入予定のもの。17日、森川ジョージ「はじめの一歩(71)」。さくっと次の試合にいってほしいなぁ、もう。高橋しん「きみのカケラ(4)」は既刊をこの引越しのドサクサで捨てようと考えていたのだがなんとなく保留した。保留ついでに続きも読もうかな、と。でもなぁ。島本和彦「吼えろペン(13)」はともかくも、映画化される「逆境ナイン」の続編「ゲキトウ」は2巻は出るのだろうか。

18日、DVDブックとして幸村誠「ふたごのプラネテス」なるものが出るらしい。なんだか知らんが、要チェックだ。

20日、吉田秋生「イブの眠り(3)」。「BANANA FISH」「YASHA夜叉」と続いている作品らしい。らしいがYASHAを呼んだことが無いから、全く新しい作品に読めてしまう。

24日、宮藤官九郎&山田玲司「ゼブラーマン(4)」はどうやら原作を無視して山田玲司が暴走していて面白い。山本英夫「ホムンクルス(4)」はこの人らしくなく怖さがちょっと少ないかなぁ。そういえば、山田玲司は昔、同時期にヤングサンデーで連載していた山本英夫と山田芳裕(「デカスロン」「度胸星」など)を「オレより才能のあるヤツが周りにいて」と云っていた。星里もちる「ルナハイツ(4)」は、まぁ惰性で。

27日、山田玲司「絶望に効くクスリ(3)」はちょっとペースが速すぎじゃないのか?色んな人のインタビューが読めて面白いマンガなのだが、思想としては偏っているというか、完全に「山田バイアス」が掛かった状態で描かれているので、そういうのが苦手な人にはオススメできない。完全なサヨだからねぇ、この人は。

以上。今月、多すぎ。


納期直前

今日、明日が山場。納品したら終わりというわけではなくて、追加納品物(間に合わなかったもの、ともいう)やら動作確認やらバグFIXやら追加受注で、年内はこのプロジェクトにかかりっきりになりそうだ。

3月くらいからずーっとやっているので、もう半年以上だ。年明けにもまだ追加の受注があるようで、そうすれば1年にも達するかも知れない。さすがに1年中同じプロジェクトをやり続けるのは、辛い。これで楽しさを見出させなければ、惰性と政治で続いている感が強まって苦痛なだけだ。なんとか楽しみを見出さねば。


再開通!

来たよー。早かったよー。もうADSL移転完了。早速スピードテストしたら下り約6.9Mbps。12Mコースなので、十分な成績ではないかと思う。

いや、良かった良かった。これでTV録画が楽になった。もう、手作業で録画予約なんて面倒臭くて。


新居にまつわるいくつかの問題

家が変われば生活も変わる。変わらざるを得ないものと、変わることが心地よいこと、また、その反対。得てして人間は、手に入れる前には良い部分ばかりが目に付き、手に入れた後には気に入らない部分ばかりが目に付く。恋愛もそうなのだ、と誰かが云っていた。

さて、我が家についての気に入らない部分といえば、まず郵便受けである。引っ越して早々に宅配便の不在届が郵便受けに入っていた。野村は「DOS/Vマガジン」を定期購読しているのだが、荷物の差出人はその出版社からだった。しばらく心当たりがないために悩んだが、やがて郵便受けに雑誌が入りきらないために不在届が入れられていたのだ、と気づいた。新居の郵便受けは、扉についているタイプのものしかなく、試しに雑誌を突っ込んでみたが途中でつかえてしまう。これは問題だ。定期購読の利便性が損なわれてしまう。週末、新たな郵便受けを買い求めに行くことにする。

第2の問題として、ここが平屋であるということが挙げられる。郵便受けが無いのも平屋だからだ。そして、これは半ば予想通りなのだが1階は非常に冷える。しかも今までより部屋が広いので、エアコンでは温まりづらい。これはなんとか生活スタイルを変えていかないと、ちょっと苦しい。

そして、今のところもっとも実害の無いお茶目な問題は、ある朝起きたら、庭にネコのうんにょがちょびっところっとしていたことだ。丁寧に、軽く土までかけられてあった。ネコの為に水洗式にしてあげるべきか、それともネコにおトイレの移転を迫るべきか。


北千住の人々

昨日から北千住の住民となり、最寄駅が北千住駅となった。札幌で云えば新札幌駅みたいなものだろうか。何せJR常磐線、東京メトロ千代田線・日比谷線、東武伊勢崎線の乗換駅であるから、人々の交錯する様子が並みではない。

JR常磐線の改札口からダッシュで出てくる群集がある。よくTVでデパートの開店時にお客さんがダッシュする様子が流れるが、あれが目の前で繰り広げられているのである。怖いなぁこの人たちは、と思ったらその群集はそのまま日比谷線の改札になだれ込んでいった。野村も日比谷線である。あのなだれ込む群集の中に入らなきゃならんのか、しんどい話だ。

それにしても不思議なのは、日比谷線のホームが一番上の階にあるという点だ。地下鉄じゃなかったのか。