2004

ベルギーGP

琢磨は15位スタートということで、「オーバーテイクに期待していますよ」なんてインタビューしている場合ではなく、ガンガン抜いていってもらわねばならない事態になったベルギーGP。開始早々にクラッシュに巻き込まれて琢磨リタイヤ。不運だ。

その後レースは荒れまくり。ミシュランのタイヤが呪われたように外れていく、モントーヤは意味の分からないタックルをトゥルーリにかます、そんでもってドサクサに紛れてフェラーリが2、3位につける。

1位はマクラーレンのライコネン。やぁご無沙汰ぶり。どこ行ってたの?どうしちゃったの?結婚したから心機一転頑張っちゃったのかしらねぇ。ともかくおめでとう。これからはちゃんと仕事しなさい。

で、皇帝は予定通りのワールドチャンピオン確定。残り4戦は消化レースと化してしまったが、フェラーリ以外のチームが俄然面白くなってきたので、そちらに注目したい。


本末転倒

先日VAIO PCG-505GXが死亡したのだが、ジャンクパーツなどで同型のマシンが出回っていればひょっとすると生き返るかも知れない、と思いネットを探ってみたりする。すると、19800円でPCG-505Sという後継機種が発見された。おおこれは買いかな、……と思ってふと考えた。

元々、PCが余っていたからLinux入れて遊ぼう、ってだけだったんだよなぁ。何で金出してまでMMX Pentium 266MHzなんてマシンをどうこうしようとしているんだろう。

そういや、何で未だに後生大事にi486のノートPCも持っているんだろう。どんな用途にも使えないのになぁ。


終いの瞬間

鷲羽505の最期

なんとなくLinuxマシンを立てたくなった。で、「そういえば」と思い立って、引越し以来1年半も電源を入れていなかったVAIO PCG-505GXを引っ張り出してみた。こいつにLinuxを入れて遊んでみようかな、と思ったのだ。

おもむろに電源ケーブルを入れてみる。一瞬、電源ランプが光ってすぐに消えた。

やばい。

古いPCを立ち上げるときによくある現象だ。「突然死」である。急に電気が流れたことで何処かがショートしたのかも知れない。それ以降、何をやってもうんともすんとも云わなくなってしまった。慌てて裏ブタを開けてみるものの焦げ臭い匂いもしていないし見た目も変化がない。

こうなると、もう現在の野村には手の施しようがない。「鷲羽505」は死んだのだ。なんともあっけない最期に、ただ呆然とするばかりである。

あ〜あ。結構お気に入りのマシンだったのになぁ。

札幌の兄に送ろうかな。そしたら生き返るかも知れんなぁ。でも、今更こんなスペックのマシン、欲しいとは言わないだろうなぁ。


8/22 南北海道代表が初の甲子園優勝

ミラクル!ミラクルー!

無礼な物言いかも知れないが、誰が信じていたというのだろうか。まさか、北海道代表が高校野球で優勝するだなんて。アンビリーバボー!

8/21 「華氏911」を観た

別にDVDが出てからゆっくり観てもよかったのだが、まぁこういうものはノリも大事だ、ということで「華氏911」を観に行った。

これを観るにあたって「ボウリング・フォー・コロンバイン」の方も観たのだが、なるほどマイケル・ムーアの作品は面白いエンターティメントだ。それ故に堅物な人からは嫌われているのも良く分かった。この人に対する批判やこの人の作品に対する批判は色々あるだろうが、少なくともこの人の作品に出てくる事実は事実なわけで、そこのところを間違わずに楽しむのが作法かと思われる。

で、「華氏911」も確かに面白かった。今回はさすがにテーマが重かったとみえて、ブラックジョークは控えめ。すなわち、この映画は思った以上に真面目なドキュメンタリーだった。これは(わざわざ劇場で観るべきとは思えないが)なるべく早く観ておくべき映画だろう。


8/15 ハンガリーGP

オリンピックで卓球の愛ちゃんの2回戦を観る。対戦相手はオーストラリアのミャオ・ミャオ(印象に残りすぎる名前だ)。その裏でF1の地上波放送が始まってしまい、予選3位の佐藤琢磨のロケットスタートを観るか愛ちゃんを観るかチャンネルをガチャガチャ切り替えながら迷ってしまった。

が、琢磨はスタートでアロンソに競り負けあっけなく8位まで後退。愛ちゃんは勝ったが、琢磨は結局6位止まり。競泳の北島の決勝までは時間があったのでのんびりとフェラーリ・コンストラクター1位決定レースを眺めた。あ〜あ。

8/15 売却

日曜に北千住のBOOK OFFまでマンガや小説などを売りに行った。2100円なり。その後、北千住マルイでティータイムを過ごしたらばあっという間に使い果たしてしまったが。

これで、靴を入れる棚にも入りきらなくなったマンガが、何とか棚の中に収納できるくらいまでは減ってくれた。……もってあと半年くらいかなぁ。

8/9 肥薩線でのこのこと

肥薩線吉松駅

鹿児島の旅、最終日は肥薩線と上って人吉まで向かう。列車の乗り換えの関係で吉松駅で2時間以上待つことになった。

ここで昼食にしようと思ったら、駅近辺は食堂が1軒あるのみ。彼女サマが駅員さんに「美味い店を教えろ」と恐喝すると、なんと駅員さんのお一人が案内してくださった。感謝。

線路沿いにある「あら木」という、ごく普通の民家のリビングにお邪魔して食事をするという不思議なお店。ところがなんとラーメンが美味い。田舎そばも美味い(一日限定30食)。普通のリビングなので居心地も良く、ご主人とも意気投合してしまい次の電車が来るまで長居してしまった。

気持ちよくなったところで、不思議な電車に乗る。4月から運行している、沿線を解説しながら走ってくれる「しんぺい」だ。肥薩線はスイッチバックやループがある不思議な単線で、その面白さや風景を丁寧に解説してくれる。これはお得だ。

で、のんびりと人吉駅に着くと、雨。そのせいで、ここで乗り継いだ列車の出発が1時間半ほど遅れてしまう。人吉〜新八代〜博多と特急を乗り継いで行かねばならないのだが大丈夫なのか、と焦る。最終的には、福岡空港発の最終便にギリギリ飛び乗れたからよかったものの、夕飯を食べる時間も取れずドキドキものであった。