2008

[マンガ・アニメ] 著作権法のシンポジウムに島本先生が出ていた

ニュース記事はこちら。「作り手を“やる気”にさせる著作権とは――島本和彦氏など語る (1/3)」。あぁ、聴きに行けばよかったなぁ。

記事では、島本和彦先生が言いたかったことをうまくまとめきれていないと思う。か、あるいは先生が力が入りすぎて、まとまっていない話をしたか……。とにかく、「著作者のための法律」なら著作者を守ってみろ、と。著作者と、作品を愛する人たちを守ってみろ、か。


[音楽] 初音ミク実験

「初音ミク」の体験版を入手したのでちょっと試してみた。CUBASE SE 3と連携させようと思ったんだが体験版ではできないらしい、残念。すなわちカラオケの音源なしで歌っていただくわけで、……これはかなり寂しい作業だ。この連携はぜひ体験したかったんだがなぁ、何のために体験版を入手したんだろう。

気を取り直して「初音ミク」のアプリケーション「VOCALOID2 Editor」を試してみる。いきなり戸惑ったのがテンポ(BPM)の設定方法。パラメータはTEMPOトラックのところに書かれてあるのだが、アプリケーションを立ち上げたときに表示されているピアノロールの初期位置(か表示スケール)が悪いせいで、左にスクロールさせないと見えない、というのはいかがなものか。

音符の入力自体は簡単。まずピアノロールに音を配置して、次にそれぞれの音にひらがなをあてはめる。これだけでもう歌ってくれる。ここは素直に感動するところだ、うぉー!

で、巷では「調教」と呼ばれている各種パラメータの微調整が始まるのだが、これが使いづらい。シーケンスソフトとしてはまっとうな作りになっているのだが、「発音(音が発生する、の意)」のタイミングとパラメータの変化がわかりづらい。イベントリスト表示があれば、直接手で調節したいところだ。しかも、このパラメータ調整、結構トライアンドエラーなので、余計に使い勝手が気にかかる。

そんな感じで数十分遊んでみたのだが、やっぱりカラウタなのが辛い。オケとメロディーを同時に作成していく雰囲気を確かめたかったのだが、体験版でそれができないとなると……、いや、だからといって買うか?買うかなぁ。


今期のアニメは(2)

シゴフミ」は、……人間がもっと深いといいんだけどな。重いテーマ扱いたいんなら、もっと深く掘り込んでもらわないと、ただのホラーになってしまう。とりあえず、もう少し注目。

俗・さよなら絶望先生」は、さすがに続編なだけあって前回よりも濃くなっている。もはや一見さんお断り状態。人にはお勧めできない、が、好きな人にはたまらない。

狼と香辛料」のオープニングは小峰公子の詞に吉良知彦の曲。エンディングはchris mosdellの詞に編曲で保刈久明。Zabadak(Karak)ですな。オープニングを聴いた瞬間「?」と思ってテロップをじいっと観ていたらこの名前が出てきて、思わず声を上げてしまった。肝心の内容のほうは、……人間がもっと深いといいなあ。浅いなぁ。無駄にキャッチーに作られてもなぁ。

上條くんに勧められた「ARIA」は、……うーん、ごめん、あのネコみたいなやつ(アリア社長)が生理的に受け付けない。世界観とか面白そうだね。妄想が膨らむというか、この世界ならこういう風景があるだろうな、みたいな夢が膨らむ。ファンがいるのがすごくよく分かる。アリア社長がなぁ……。

今期観ているのはこんなあたりか。あとは「カイジ」。

なんだ、全然観てないなぁ。野村は本当はオタクじゃないんじゃなかろうか。


今度は私的録音録画補償金

「Culture First〜はじめに文化ありき」を合言葉に私的録音録画補償金制度への理解を求める著作権管理団体による運動が始まったそうだ。なるほど、文化を守るためにこういったお金が必要になる、と。

そのお金がどうやって再分配されるのか、その仕組みはまったく理解できないけどね。

この団体の主張によると私的コピーが増える一方で補償金の徴収対象外の機器が増えたことで徴収額が減った、とのこと。

いや、だからさ、そのお金が何処に収められているのか、その仕組みがまったく理解できないんだってば。

iPod買ったら好きなアーティストにお金が入る仕組みなの?ほんとに?どうやって?

直接アーティストにお金が入るわけじゃないの?じゃ、誰のためのお金?Culture Firstって本当?


北風

風が強い。引っ越してから分かったのだが、新しい部屋はとても風が強い。荒川からくる北風だろうか。

ちょうど洗濯物を干しているベランダを通り抜けるので、洗濯物がドラマチックに、吹き飛ばされそうに揺れまくる。まぁおかげで乾くのがとても早いのは助かるが、どっかに飛んでいかないかとても心配。

一応、物干し竿は波線の形をした針金がついているタイプで、そう簡単には飛んでいかないと思うのだが。もっと工夫が必要かも。