2006

学生というモラトリアム

会社の同僚と学問という観点で話をする機会があった。それ自体は全く以って何気ない話であったのだが、こと学問という概念について、そして「学生」というステータス、そのモラトリアムな状況について(一人で)改めて考えさせられた。

学生という立場の時代に何ができただろうか。何を掴み取れただろうか。どんな出会いや、どんな機会があったのだろうか。

振り返る立場になると、後悔しかない。何かできたような気がするし、実際、そのタイミングはそこにあったように思える。やるべきことはたくさんあるし、人生は可能性に満ち溢れている。今「学生」という立場を享受できる人々に、ぜひこの事を伝えたいと思った。

それはさておき、おいしい焼肉でした。

ドタバタしております

ちょっと洒落にならないほど忙しいのですが、生きてますのでご安心を。マレーシアGPとかWBCとかいろいろあったんですが、まぁよかったよかったということで。


本のある生活

北千住駅でリアル・読子さんをみた!

それはともかく。

会社の同僚と行ったヨドバシAKIBAの有隣堂へで本を一冊買ったときのことだった。店員がおもむろに本のカバーを外して、書店名の入った紙のカバーでその本のカバーを綺麗にくるみ始めたのだ。

感動した。特別高い本でもないし、特別何かをお願いしたわけでもないのに、このユーザーエクスペリエンスは一体なんなんだ!アニメイトでマンガを買うと透明カバーがもらえるが、それ以上に感動した。

以来、通勤途中で読みたい本など、自分で「有隣堂方式」にカバーをつけるようになった。今まで書店の紙カバーは買ってくるとすぐに取って、メモ帳にしたり捨ててしまっていたが、今度から綺麗な状態のものは取っておくことにしようと思う。

まだカバーの大きさにあわせて折り目をつけるあたりがまごついてしまい、有隣堂の店員のように鮮やかにはつけられないが、いつかは綺麗な「有隣堂方式」ができるようになりたいものだ。

Winnyを悪者に

ネコも杓子もWinnyで情報漏洩っていってるけど、今アツいのは「山田オルタナティブ」だ、と飲み友達が云っていたよ。

名前があると対象の実体が生まれる。悪いのはWinny。見事な誘導ですな。その証拠に、政治家までその名を口にする始末。

何でもできる便利な「PC」なるものに頼っちゃいけない。それは80年代から続くPCオタク文化の延長に過ぎない。やがてKISSの原則に則り、単機能なものへと揺り返していくだろう(この場合の「単機能」は「やりたいことひとつ」を提供するという意味の「単機能」であり、単純な機能という意味ではない)。そして「単機能なもの」にはウィルスが感染する隙などないだろう。


無事に完走。

スーパーアグリの佐藤琢磨が無事に本戦を完走できた。勝ち負け以前の問題で喜んでいいのかどうか分からないが、とりあえず嬉しい。井出は残念だったが、エンジンストールもピットの混乱もある意味では予想の範囲内。チームを完成させるために通らなくてはならない試練なのだと考えれば、初戦で悪いところが出たのはむしろ良いことだ。

あと、速いシューマッハが帰ってきてくれた。結局アロンソには抜かれたけれども、明らかに去年とは違うので、これも嬉しい。

マクラーレンのカラーリングは思った以上にTVでは目立たなかったが、最下位スタートで3位に入ったライコネンもやっぱり化け物だ。とりあえず嬉しい。

ヴィルヌーブのマシンが途中で火を噴いた。失礼ながらちょっと嬉しい、というか、おいしい。


花粉症ではない

野村は花粉症ではない。なのでこの時期に目が痒くなったりはしない。だが、くしゃみは出る。春とか秋とか、気温の変化が激しい季節によく出る。屋外から室内、朝起きた後や風呂上りによく出る。

なんとなく「気温の変化」がトリガーになっているんだろうな、とは思っていたが、今日google先生に問い合わせてみたところ、「血管運動性鼻炎」という名前の病気を発見した。血管がむずむずしちゃう病気なんだろうか。

あえて分類するならばこの病気なようにも思えるが、内容の深刻具合が全然合わない。血管運動性鼻炎は原因不明で大変そうな病気だった。対して野村の症状といえば、日常生活にまったく支障がないくらい(強いていえば風邪と間違えられてうっとおしいくらい)。なので、この病気ではないかもしれない。とりあえず「へぇ〜」と思っておくことにする。

そういえば、野村の鼻は埃にも敏感なんだよな。


がんばれ!「はやぶさ」

JAXAのプレスリリースによると、地球から3億3千万Km離れた探査機「はやぶさ」との交信は未だ途絶えていないとのこと。すげー。8bpsとか32bpsとか、針の穴に糸を通すような通信速度であるが、なんとかなるもんなんだな。遠隔操作で姿勢を立て直したり軌道を変えようというんだから、これまたびっくりだ。

下手なナショナリズムをかざす気はないが、日本人としてJAXAを応援します!がんばれ!そしてもっと予算を!