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新装第1回「キーボード」(1997/09/15)

 このコーナーは日記のコーナーに成り下がってしまった。
 日記ならば、更新も多かろうという作者の安易な発想が読み取れるであろう。高校時代の友人のサークル会誌用原稿の〆切は2週間前だった。つまり、こういう男なのだ。企画は立てる。大袈裟に言いふらして回る。挙げ句、企画はこける。
 このコーナー(というより僕のWebページそのもの)の存亡を賭けて、このコーナーのタイトルを「日記」に変更した。まあ、ただの日記ならば意味もないので、話題をDOS/V に限る事にしよう。
 実は僕は、日に10時間は平気でパソコンの前に居る。町に出かけると3時間はパソコンショップ巡りに費やす。暇(とお金)さえあれば、マシンを組み立てようとする。頭の中では、もう3台は組みあがっている。後は現物を買うばかりなのだ。
 余談だが、僕の頭の中では士郎正宗の「さいばでりっくす」(9000円もする豪華画集)もレスポール(エレキギター)も「エヴァ」のLDも買った事になっている。ただ、品物を預けっぱなしでお金を払っていないだけなのだ。そうに違いない、と考える事にしている。つまり、ショップを巡り歩いていて、それらの品物を必ず手に取って見ているのは、「自分の持ち物を確認している」ごく自然な行為なのだ。そうに違いない。でなければ、代わり映えもしないのに毎度毎度必ず手に取ってみている理由がない。

 なんの話だったか。

 そうそう、DOS/Vの話だった。こんな僕だから一週間に何度もパソコンショップへ通っている。で、必ず手にするものがある。キーボードだ。
 TWO TOPで一番安い、ALPSのキーボードを使っている。これが、音が良くない。カチャカチャが理想であるのに対して、「カ」の音は条件をクリアしている。「チャ」がいただけない。文字で表わすと「シ」といったところ。「カシ」である。重量感が感じられない。PC98のキーボードとまでは言わないからもう少し踏み込みというか、押したぞ!という感触が欲しい。
 あと、キートップのプリントがはがれてきたのが気に食わない。3ヶ月で、もうこんな現象に巡り合えるとは幸運だともいえるが、まるでスーパーのレジのように、ピリオドのキートップがかすみ始めている。
 何故ピリオドのキーにこの現象が現れたのだろう。「。」のキーであるからだろうか。文末に、文章が終わった!という喜びを体で表現するかの様に、「バシン」と叩いてしまうのだろうか。はたまた、HTMLを書く仕事が多いので、閉じタグ「>」を、仕事が終わった!という喜びの午前2時に「バシィン」と叩いてしまうのだろうか。真実は定かでない。
 まあ、安かったのだから仕方もないのだ。せめて、カラーバリエーションでもあればいいのに、キーボードはどうして白ばっかりなのだろうか。絶対に「剣」(黒いキーボード。メーカー名を忘れた)を買ってやる!そんでもって、マシンも黒く塗ってやる!X68000?と思わせてやる!
 いや待て、買い直すなら101キーボード(英語キーボード)も捨て難い。どうせかな入力なんてしないのだから、いっそのこと101か104にしようか。だが、日本国内では当然ながら101は少ない。うーん、台湾?

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