2009

WILLCOMといっしょ

10年以上のWILLCOMユーザーである野村であるから、最近のWILLCOMの報道には気が気でならない。

超巨大プロジェクトであるXGPのための、アンテナを立てるキャッシュが足らないらしい。

インフラっていうものは、民間企業が企業努力だけで揃えるというのは本当に大変そうだ。UQ WiMAXとかどうしているんだろうなぁ。

だが、野村はWILLCOMから別のキャリアに移動する気はない。不便を感じたことがないからだ。むしろ今更電話番号が変わるのは面倒だし(WILLCOMが番号ポータビリティに参画したらどうしようか……)、iPhoneやAndroidが出たせいで最近の携帯電話は全然魅力的じゃないし。

野村は一ユーザーとしてWILLCOMを応援します。


そういえば熊本

藤崎八旛宮秋季例大祭

シルバーウィークというセンスのないネーミングの連休に、熊本へ行った。ちなみに熊本は母方の実家があり、すなわち観光ではなく親戚に挨拶に行くための旅行であった。

ちょうど、藤崎八旛宮秋季例大祭が開かれていたので、朝から見学した。いやはや、事前に何も調べずに見学したものだから、とても規模の大きな祭りでびっくりした。行列に加わっている人は何千人いるんだろうか、馬は何頭いるんだろうか(今年の参加団体は69だったようだから、69頭ということでよいのか?)……。九州には福岡の博多祇園山笠もあるし、規模の大きな祭りが多いんだろうか。


Macはいろいろなものを隠す

Macばかりを触っている。気がつけばMacのことを褒めていたりする。これまでWindows使いだった野村がこれほどまでに転身できるのだから、Mac恐るべし。

しかしいくつか気に入らない点もある。その、気に入らない点のほとんどはMacの思想と自分が合わないがために起こっているものだと分かっているのだが。例えばHDDのアクセスランプがそうだ。

MacBook ProにはHDDのアクセスランプがない。もちろん「HDDの動作を気にしないでもよいですよ」というユーザー本意の考え方から外されているものだと解釈している。だが、HDDへのアクセスは現在のPCにおいて日常的に行われている動作である。HDDへアクセスすることで次の動作が行えるようになる。すなわちHDDへのアクセスは、PCの生命活動といってもよいのではないだろうか。アクセスランプは心電図のようなもので、PCの状態を表現するのに簡潔な手段の一つではないのだろうか。

WindowsのマシンといえばHDDアクセス、そしてその駆動音が……、というイメージがあることは事実だ。だからWindows機においてはHDDのアクセスランプが重要である。だがマシンとして考えればMacであっても、アクセスランプという直接的な手段であってもそうでなくても、何らかの形で使っている人間に対して意思を表示してほしいときもあるのだ。

電気自動車が静かすぎるので、わざと音を出そうと研究されている。笑い話だな、と聞いたときに思った。しかし、MacにHDDのアクセスランプが欲しいと云っている自分もここにいて、それはなんとも奇妙な気分なのであった。


Silverlightはどこへ行くのか

Silverlight 4の概要が発表された。ビデオ配信技術においては、ライバル(とみんなが思っている)のFlashよりも先進的な機能が盛り込まれている点が興味深い。

RIAのプラットフォームとしてのSilverlightは、ビデオ配信に活路を見出そうということなのか。だとすると一点疑問が残る。ビデオ配信は果たしてRIAにとってどれほど重要な要素なのか、という点だ。

Silverlightの開発会社であるMicrosoftには、個人向けというよりも企業向けアプリケーションの分野に強い印象がある。そしてRIAといえばやはり市場規模が大きいターゲットはBtoBやinB、つまり企業向けだ。なので、企業向けのRIAプラットフォームとしてSilverlightを強く押し出していくものだと、てっきり思っていたのだが。

BtoBやinBでビデオ配信といえば、eラーニングや販促用ビデオだろうか?どんな使われ方があるだろうか。

それともSilverlightは個人向けの、娯楽プログラムを配信することを想定しているのだろうか。だとすれば、RIAのプラットフォームであるというだけではエンターティメントの要素が全く足りていない気がする。

Flashは「Webのページを楽しくするアニメーション」というところから始まって、RIAにまで領域を拡充していった。SilverlightはRIAから始まって、どこへ行くのだろうか。

高い技術力を持っているだけに、Silverlightの行く末は非常に気になるのであった。


34歳にしてMacデビュー

MacBook Pro

34歳にして、初めて自分の金でMacを買った。MacBook Proの13インチの、CPU早いほうの、英語キーボード。自分へのご褒美と不退転の決意として。

買ったからにはiPhone向けのApp開発を頑張らにゃいかん。