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第12回「ひねくれましょう」(1998/07/23)

 うーん、精神状態が安定しないのであった。まあ、それはさておき。

 野村がひねくれものであることを、皆さんは感づいていらっしゃるかもしれない。MP3を再生するのに、研究会のほぼ全員がWinAMPを使っているのに対し、Unreal Playerだったりする。みんながLhasaで圧縮ファイルを解凍しているのにLHMeltを使っている。付箋紙95は大っ嫌い、TClockによく似たソフトを探してきた、ほんのちょっと前まで、ワープロソフトにはロータスワードプロ96を使っていたが、仕事でやむを得ずM$ Wordとかいう得体の知れないソフトに換えた、などなど……。
 どうしても流行っているものを迎合できないという、嫌な性格である。
 マシンを組み立てるときもそうだ。予算の都合というのもあるが、「おお、なんだ?この変な部品は!」とか言って手に取り、「この部品を使って、しかも正常に動作したら、うーんかっこいい!」とか考えてしまう。
 まあ、実際はそれほどの「きわもの」というのは存在しない。上記のフリーソフトたちにしたって、それほどマイナーなわけではない、ただNo.1人気のソフトではない。

 せっかく組み立てパソコンなのだから、人と同じスペックにしても仕方ない、というのが僕の持論だ。研究会のメンバーのマシンを見ていると、どうしても似たようなスペックになっているのが分かる。それは、コンピュータを買う時期や、買う動機が近かったからかも知れないが。  PentiumIIでなければいけない、確かに浮動小数点演算(FPU)に関して言えばその選択は正しい。だが、3DCGをやらない!と決め付けている僕のマシンにはそのスペックは不要だ。
 Creative SoundBraster AWE64は確かによいサウンドカードである。世界標準でもある。だが、DOSベースのゲームをしない僕にとって、WIndows上での安定動作が保証されていれば別にAWE64でなくてもよい。僕のマシンにはENSONIQ PCIが刺さっている。Creativeに買収されたENSONIQのPCIベースのサウンドカード。買収、PCI。この二つのキーワードが僕をわくわくさせた。しかも音が良い。BeOSで対応していなかったのでちょっと残念がっていたら、BeWareで音が出るようになっちゃったし。いやー、悪くないっすよ、このカード。
 CD-ROMを8倍速以上買いたくないというひねくれ根性は今も変わらず。研究会の最速は35倍速。安定動作するまでに時間がかかっていたのも今は昔、確かに早いぞ、35倍速。でもやだ。回転している途中でフタ開けたら飛んできそうでやだ。ちなみに、8倍速でもかなり飛びますぜ(経験済み)。
 ところで黒いナチュラルキーボード、探しています。M$であるらしい。どっかのショップで輸入してくれないかなー。

 DOS/Vの組み立ても、もはや素人にも簡単な時代がきているようだ。こんな時代だからこそ、変なマシンを作ろうではないか。そして、むりやりWIn95を走らす。Win98はだめだよ、どうせすぐ無くなるOSなんだから、ひねくれものはWin95から一気にNT5.0、あるいはBeでしょう。
 まったく関係ないけど、Be仲間募集中。僕のBeはまだネットを認識しない。なぜ?

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