寮の飲み会で「このWindows野郎!」とMac派から言われた。僕は高校時代は学校でMacを使っていたし今でも大学ではMacを使うことも多いので、厳密に言えば完全なるMS-DOS〜Windows派閥ではないと思うんだが、まあプライベートではMacを1台も持っていないので他人が見ればそうなんだろう。
でも、僕はアンチM$な人間である。Windowsを使っているのはハードウェア的な制約(Macは自作できない)と、ソフトウェア的な制約(UNIXやBeOSでは仕事に差し支える)からであり、Windows互換のもっと性能のいいOSが出ればいつだって乗りかえるのだ。
BeOSを買ったときも、実はそんな願いがあったから先行投資をしたのだ。いずれはBeOSであんなことやこんなことをする予定だった。ところがR5になってフリーになっちゃったりしてしまった。悔しくはないが、一向に知名度が上がらないところへきてこの方向転換はちょっと情けないと思っちゃったりした。ごめんなさいガゼーさん。でも、僕は多分製品版を買うよ。Real Player使いたいもん。
だからM$である必要はないわけで、あんな会社は正規ユーザーだけど悪口言っちゃうもんねー、ってのが本音だ。社長辞任もナンダカナーと思ったが、Windows2000のバグ騒ぎとかセキュリティ問題とか常に話題を絶やさない辺りは、きっと戦略なんだろうなー、と思ったりもする。業界を賑わすMSってわけだ。
そうそう、X-BOXとかいうゲーム機にも絶句した。PS2のロゴよりもダサイと思った。まあ、プロトタイプってことなので、ちょっと安心。
PS2はまだ買っていませんが、やはり流行りもの好きとしては買うべきなんでしょうか。それともひねくれものとしては買ってはいけないんでしょうか。もうDVD裏技リージョン破りができるユーティリティディスクは手に入らないんだろうな、ってゆーかアレを持っている人の何割が交換に応じるんだろうか、興味は尽きませんな。
やっぱり友人としてはドリキャスなんだろうか。でも販売台数頭打ちです。これはドリキャスのせいじゃなくて業界全体を襲う恐ろしい現実を示している。ゲーム業界を支えているユーザー層は思ったほど拡大しておらず、また多くのユーザーが既にPS1レベルで満足しているから、新規の購買層を開拓できないのだ。子供達がPS2買わないよー、って言っているんだから、ゲームってそもそもなんだったんだろうとか考えちゃうね。ゲームを心理学的見地から考えると……、そんなことしたことねーからワカンナーイ。
ソニーって就職情報によると人気が高いらしい。情報産業の伸びが凄いもんだから、人気上位を占めちゃっているようだ。僕なんかは大きい会社はあんまり得意じゃないので興味もないのだが、やっぱりコンピュータとかやっている若者は、そういう会社を目指すべきなんだろうか。NTTドコモとかも人気があるらしいが、僕はDDIポケットなので、これも興味無しだし。
昔、学校の先生からホンダの話を聞いたときには、ああこういう会社に就職したいもんだ、と考えたが、本田宗一郎さんが亡くなった今でもあの会社はいい感じなんだろうか。それをいったらソニーもやっぱり変わっちゃうんだろうか。立身伝な人がいなくなっちゃうと、ちょっと心配。
今回は、4月らしく、ちょっと業界の気になる部分に触れてみました。触れただけ。