2005

「巌窟王」がマンガに

今日発売のアフタヌーンを読んでびっくり。アニメ「巌窟王」の監督である前田真広による連載が来月からスタートするようだ。なんつーか、もうアニメも終盤に向かっていると思っていたのに。

それも気になるが、来月号のアフタヌーンはもう一つ新連載があって、そちらはあのふくしま政美(「女犯坊」というエロ劇画が有名)だそうだ。なんつーか、もうアフタヌーンって感じだ。


amazonでまたしても買い物(予告編)

今月発売されるアニメDVDの類をamazonで予約しておいた。

野村は普段家にいないので会社を送付先にしているのだが、パラパラと送付されてくるとそのたびに、入り口近くに座っている同僚(郵便物受け取り係状態になっている)に心苦しい。しかも中身がおよそ30歳を目前にした男の買い物とは思えないので余計に心苦しい。なので今月は一括で届くように、まとめて配送するように工夫してみた。既に発売されている商品もあるのに未だに手元に届かないというのは、それはそれでムズムズするが仕方ない。いつ来るのかなぁ、まだかなぁ。

PSXも終焉?

またしてもSONY絡みの話になるが、PSXの現行シリーズが生産完了になった。次世代モデルの話が出てきていないので、この段階ではPSXという製品は「終わっちゃった」と云うしかあるない。なーむー。


最近のメディアって

ライブドアのほりえもんってば自分のところのサイトで自分の意見を伝えたりしちゃうんだそうで(動画配信)、まだ観たことはないが話を聞いたときには感心した。そうだよな、自分らで「メディアだ」と云っているんならちゃんとメディアらしく利用しないと。

その点、フジテレビの会長さんがインタビュアーに囲まれている映像にはメディアの人らしい工夫等はみられない。まぁ「受けてたちますよ」というスタンスの人なのでこれでもいいのかも知れないが、せめて取り上げるメディア側にはもうちょっと捻りが欲しいな、と思った。

時代の流れを研究したり作ったりしようとしているのはメディアの方じゃないんだろう。彼らは危機感を感じたりしていないようだ。別にほりえもんの動画配信にがスゴイと云いたいわけではなくて、むしろそのくらい当然だろうと云いたいわけで。


CLIEの終焉

SONYがCLIEブランドの終結を宣言、国内メーカーで唯一となったPalmOS搭載機が遂に7月末で生産終了となる。ショックである。

PDAは既に時代遅れで、携帯電話にその役割はシフトしているという。確かにPDAは携帯よりも重く、単体では電話やメール、インターネットができないために情報端末としての魅力が劣る。が、メモリや表示画素数などのスペック面ではまだまだ携帯の数倍上をいっている。野村の所有するTH-55はPowerPointやWordのファイルが閲覧できるのが便利だし(野村のノートパソコンはバッテリーが保たないため外部での打ち合わせの際に資料を読むのに重宝する)、タッチパネルで手書きが出来る点が携帯を遥かに凌いでいると思う。

つまり性能などの製品自体の実力が時代遅れだったわけではない。世間の人が何を望んでいるのかという点で、つまり発想のレベルでPDAは時代遅れなのだ。

SONYはこのところ、コケてばかりいる。CLIE撤退も、非常にネガティブに見えてしまう。企業とすれば採算の合わない部門を解体するのは当然なのだろうが、CLIEが鳴り物入りでPDA業界に登場したとき多くの人が期待したのは「SONYらしさ」だった。今、SONYはそのアイデンティティーを問われているのだろう。


「オペラ座の怪人」を観る

昔、劇団四季の「オペラ座の怪人」を観に行き(会員の人から安く譲ってもらった)、当時通っていた学校のコネで舞台装置や稽古場を見学させてもらい、あまつさえ友達から劇団四季版のCDを借りてカセットにダビングし(最近では違法コピーと呼ばれるらしい)擦り切れるくらい聴いたりした。ミュージカルや舞台が特別好きなわけではないが、「オペラ座の怪人」だけは妙にはまってしまったのだ。

そんな思い出のミュージカルを、作曲したアンドリュー・ロイド・ウェーバー本人が映画にしちまったとなれば観に行かないわけはない。で、観に行った。

なるほど。納得。ミュージカルをそのまんま、ド派手に映画化したという直球勝負の作品。ミュージカルを観たことのない人には恐らく唐突過ぎて大げさすぎて落ち着かない作品だろうが、舞台を先に観ていれば「あぁ、この迫力!」と感動しまくりである。

観客の半分はミュージカルファンなのではないだろうか。平均年齢はものすごく高い上に、普段映画館ではなかなか見かけない女性同士の組み合わせのグループ(着ているものもやや特徴アリ)が、「バトラー(怪人役)の声、最高!」とか「マスカレード(第2幕のオープニングを飾る仮面舞踏会)のシーンで拍手したくなっちゃった!」とか言っているのであるから、間違いなく普通の映画ではない。

というわけで、それでも観たいと思った方にはお勧めの映画「オペラ座の怪人」。DVDで観たら多分、日曜の夜にNHK教育の「芸術への招待」を観るよりも遥かに空しいので、ぜひ劇場へ。