2002-12-01 19:14 |
油断するとすぐこれだ |
うーん。 結構更新し忘れているなー。 もう12月だよ。年末年始をどう過ごすか決めなくてはいかん。 年越しは、ちょいと旅行に行こうと思う。学生の頃ならピーク時は避けるんだが、社会人なのでピークに旅行しなくてはならない。なんてこったい。 んで、そうすると年末年始の仕事をどうするか。基本的には予め作っておいて自動更新、だろうなー。実は年末年始は、WEBのアクセスってそんなに無い(大手以外は)。みんな現実世界で忙しいからだろう。制作者からすると、年末年始に「何か仕掛ける」というのは楽しみの一つなんだが。まー、自己満足の延長だけどね。 |
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2002-11-26 12:16 |
SONYがCCCDを採用 |
CCCDの問題点をどう考えるべきなのか。 CDが登場した頃、その音質について収集家やオーディオマニアが盛んに批判したものだ。曰く、帯域が狭い、デジタルの宿命ともいえるA/D変換時の情報欠落などが「聞いて分かる」というのが批判の中心だった。 だがその「差」は、素人が聞いて分かるようなものではなかった。2〜3万のラジカセで聞いてしまえば、どのような高品質の音でもラジカセの音になってしまう。だから、扱いづらい高品質よりも手軽な低品質、場所を取って湿気やほこりに弱いLPよりもCDの方がうけたのだ。 CCCDはCDの情報を意図的に破壊し、「エラーの多い極悪な状態のCDでも音楽CDだろうと想定してまともに再生できるようにプログラムされたエラー訂正回路を搭載している」音楽CD用のプレイヤーでのみ再生できるとして作られている。およそ技術屋の考えるようなことではない。 そしてPC用に圧縮されたオーディオデータが同梱される。圧縮なのでもちろん通常のCD音源よりも情報は欠落している。 CDとCCCDに収録される圧縮音源の音質の差。だが、またしてもそこには「再生環境」の問題が残る。一般家庭のPCに接続されたスピーカーは、オーディオ向けのものよりも小さくて質が悪い。野村も会社のPCに繋いでいるスピーカーは、直径5cmほどのヘボスピーカーだ。低音でビビったり、中低域の抜けがやけに悪い。これではCDとCCCD(の圧縮音源)の差は感じられない。家のPCはAVアンプにデジタル接続され、5.1chスピーカーで音を鳴らしているが、そんな家庭はそうそうない。 CCCDは酷いものだと思う。が、それを許せない感情はあっても、理論的にはCCCDを批判できない。生まれるべくして生まれたCCCD。すでにCDという音楽媒体が終わりに差し掛かっているということなのか。 |
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