野村政行のこだわり日記


2003-03-24 01:25		マレーシアGP


		アロンソ（ルノー）がポールポジション（予選1位）！スタート直後に昨年の王者アゴ兄さん（フェラーリ）がトゥルーリ（ルノー）をカマ掘っちゃった！アゴ兄が14位まで下がっちゃった間にバリチェロ（フェラーリ）がチームオーダーのない本来の力を発揮して頑張る！トゥルーリはその後も、ピットでもたつく、アゴ兄に再び抜かれるなど踏んだり蹴ったりな状況が続く。野村ならブチ切れですよ。で、ライコネン（マクラーレン）が初優勝！ってな感じの大波乱なF1であった。今年からの大幅なレギュレーション（ルールのこと）の変更が、功を奏している。野村はフェラーリ好きだが、当のアゴ兄自身が言っていたように「レギュレーションがどうあれ、速い車が速い」わけで。不調のフェラーリだが、そろそろニューマシンの登場も近づいているはず。余分な贅肉を取ったようなフォルムのニューマシンに期待。


2003-03-24 00:58		ご近所巡り


		我が家の近所には、ソープランドがある。びっくりだ。江戸時代から有名な風俗街・吉原である。さすがは、吉原。昼間から黒いベンツが……ごほごほごほ。さて、家から南向きに、吉原大門を越えて自転車で10分ほど行くと、浅草に着く。こんなに近くに浅草寺があると、まるで下町である。暇な週末はちょくちょく遊びに来ようと思う。家から北向きに進むと、最寄駅の三ノ輪があり、その傍には都営浅草線三ノ輪橋駅とアーケード商店街がある。これもなかなかに良い。もちょっと頑張って北に進むと南千住。南千住には来週攻め込んでみようと思う。それにしても古本屋が少ない……。


2003-03-24 00:58		死神博士、逝く


		河合ちゃんのピットレポートのないF1を観ながら、日記を書く。まず、訃報。俳優・天本英世さんが亡くなった。


2003-03-22 11:44		デモに参加してみる


		如何に自分が無力であるのかを感じ取るために、昨日、デモに参加した。案の定、デモの会場にはたくさんの怪しげな団体が旗を掲げていた。だが、家族連れなどの団体色の薄い人々も相当数見られた。サイレント・マジョリティーと呼ばれる人々だ。そしてそれが当然のように団体が無党派層ならぬ無団体層の獲得のためのチラシを配っていた。彼らがこの手の活動を汚している、ということに何故気づかないのだろうか。イラクへの攻撃反対という目的で集まってきた人々なのに、なぜ「○○を守る会」「○○会」などという全然違う趣旨の団体名を掲げる必要があるのだろうか。「自分がどの団体に属しているのか」が活動の機軸になっているというのであれば、それは「動員」だ。「動員」は市民活動にとってマイナスな行為である。彼らは早くそれに気づくべきだ。さて、団体批判はこの程度にして。やはりデモは無力だった。もともとデモの目的は「ある主張を広範させる」ものであり、政府や行政に直接的に訴えかけるものではないからだ。では、我々は何をすべきか。世界にとって最も良いことは、「早期の戦争終結」と「一部の大国主導ではない国連（か、それに代わる機関）の確立」であると野村は考えている。ま、それは野村の意見であるので、他の人が違う意見を持つならそれでも良い。大事なのは、中途半端に目の前の悲劇をセンチメンタリズムで否定するのも良いが、もっと明確な未来像をそれぞれが持つべきだ、ということだろう。なんでもかんでも「戦争反対！」では左翼の劣悪コピーだ。それでは世界を変えられない。デモに参加しながら、そんなことを考えた。友人のけんたろうと、楽しく午後の散歩を楽しんだと思えば、それほど悪い経験ではなかった。


2003-03-18 02:10		戦争について



		平沢進による、抗議の音楽配信。敢えて書くほどのことではなかったので、これまで書かなかったが、野村は今回の戦争に反対である。いや、交渉手段としての戦争にはすべからく反対である。だが、現実として戦争は起こる。遠い国で、交渉の手段として。テーブルの上での議論が終わったとき、その次の手段として。戦争が悲劇であるのかどうか、野村はその点で感傷的な意見を述べたくはない。ただ、戦争という交渉は多くのものを消費する行為であることは間違いない。その消費に値する行為なのか。多くの金銭、時間、火力、生命を費やして街と歴史を壊すことによって「精神的な疲労感・絶望感を誘う」心理攻撃。その虚しさ。