2003-02-16 17:52 |
引っ越すということ |
某運送会社に電話してみる。 「どんな荷物がありますか?」と聞かれる。 「2ドアの冷蔵庫と洗濯機と布団袋が一個」 この時点で単身引越しパック1つ分を消化する。 「その他には?」 「パソコン一式」 「データの保証とか出来ませんが」 「知っています」 この人は野村の自室に来たら、その質問が野暮であることに気づくだろう。 「その他には?」 「あ、厄介なのがあります」 「どんなものでしょうか?」 「楽器です」 「(ははぁ、なるほど、という感じで)どんなものでしょうか」 「ギター2本、ベース1本、キーボード1本です」 「……」 野村の引越しは、概算で (単身) × 4 となりますとさ。 |
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2003-02-12 02:40 |
Opera7 再び |
以前書いたOperaのセキュリティ・ホールは7.01でとっくに潰れていた。よって野村のマシン上でも7.01への移行作業が進んでいる。 そんな中、「Opera推進委員会」というページを発見。日本語の文献がなかなか少ない、Operaのスキンやボタンセットの作り方などを公開している良いサイトだ。で、そんな数少ないOpera系資料サイトとしての側面を備えつつも、このサイトの目玉はかっこいいスキンとかクールでナイスなボタンセットではなく、「萌え」。 早速、このサイトで手に入れたOpera6.x用の某マンガのボタンセットを、Opera7に移植してみた。 萌えなOperaということで、「萌pera」と命名することにする。 |
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2003-02-12 01:28 |
悲しきロープロファイル |
先週の話になるが、急遽ファイルサーバーを立てなくてはならなくなった。 ついでだからNIC2枚差しにしてやろう(実験用公開サーバー+ローカルのファイルサーバーという感じで)と思い、早速ビックカメラに行って850円のメルコ製カード(Realtek 8139D)を買ってきた。 ……ロープロファイル専用PCIカードだった。 こいつは標準サイズのものと仲良く並んで、しかも同じ値段で売っていたのだ。他の奴ら(本来買うべきもの)は棚にぎっしりと詰まっていて「取り出すのが億劫だなー」とか思っていたら、ふと端っこの方に所在無い風に遠くを見ている奴がいるではないか。 それが罠だったんだ。そうやってこちらの気を惹くのが狙いだったんだ。奴はそんなこをは意識していなかっただろう、だが自然と滲み出てしまう、そういうずるい奴だったんだ。 んで、騙されたのが余りに悔しかったので返品もせず(泣き寝入り)、カードのブラケットを外してそのまんま挿して使った。まあ、動けばそれでいいかな、と。 だが、もうすぐ退社する訳だから過去は清算しておいた方がいいに決まっている。大体、これじゃあんまりにサーバーも可哀相だなーと思えてきた。 そんな昨日のことだ。休日出勤の途中で何気なくOAシステムプラザ(別名・電脳オタク御殿)に寄ってみると、580円のグリーンハウス製カード(Realtek 8139C)が上目遣いでこちらを見ていた。ロープロファイルにも標準サイズにも対応しているよ!とかいてある。まるで先週の、オレの所業を知っているかのように。なんて都合のいい奴なんだ。しかもお手ごろ感まで32%OFFだ。お世辞にも良い家の育ちとはいえないが、今の時代は家柄ではない。器量だ。 ここぞとばかりにすがりつき、早速サーバーに納まってもらうことにした。幸い、前の奴も今度の奴もほぼ同じ型のチップが載っているので、差し替えても全く問題なく動いた。本当に、なんて都合のいい奴なんだ。サーバーは何事も無かったように、いや、まるでこうなることが決められていたかのように、極めて順調に作動している。 前の奴が寂しそうに机の隅に居座っている。そうやって奴は、ひっそりと暮らすのだ。いつか、きっと自分の時代が来る、そのときを信じて。 |
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